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1年以上続いた渋谷事変が終わり、いよいよ新章が始まる呪術廻戦。
鬱展開がかなり続いたので、1回くらいは日常ほのぼの回を挟んで新章突入かなと思ってたのですが、甘かったですね(笑)
待ったなしで、さらなる地獄へノンストップな感じです。あまりの展開に今まで書いたことのない漫画の感想記事なんて書いちゃいました。
というわけで、呪術廻戦137話「堅白」を振り返り。
表紙に乙骨が突然現れてドキドキ。
渋谷事変が先週終了ということで、一体どんな展開になるのか。
呪術廻戦の前に掲載されてたDr.STONEあたりからドキドキしてました。
呪術廻戦のページをめくるのにも心の準備が。めくってみると、いきなり表示に乙骨先輩が出てきてびっくり。
もしや、ついに助けに来てくれたのか?!
待ちに待った乙骨先輩の登場。
一番いいところで出すとは聞いていたけど、五条先生なき今、後輩を、仲間を救うために帰ってきたのか?
と思ってました。この表紙を見たときは。
一週見るの忘れてたか?と思うくらい急展開。
ページを開くと、いきなりの地獄。
先週の流れから虎杖ら高専メンバーの視点で渋谷事変後が描かれるのかと思いきや、しばらく経ってすでに荒廃しきった東京からスタート。
これからの対応について、討論している(おそらく政府関係者?)様子は、シン・ゴジラで内閣総辞職ビーム後みたいだった、
と思ったのは俺だけではなかったみたい(笑)
この辺りで「ああ、一時的にも1年ズ3人でワイワイキャッキャしてたような日常はもう帰ってこないんだなあ」と実感。
呪術廻戦では初登場の乙骨とリカちゃん。
今まで回想とかで出てきてはいたけど、本編にしっかり出てきたのは今回が初の乙骨。
呪霊から子供を救ったシーンは、0巻より逞しくなってて、名実ともに特級術師だなぁと思ってたら、まさかのリカちゃん。
あれ?解呪しなかったっけ?
0巻では「里香ちゃん」と呼んでいたけど、今回「リカちゃん」と呼んでいるのには何か意味があるのだろうか。
でもまぁ、とりあえず良かった。五条なき今、特級術師がいるのは唯一の救い。。
しかし、今まで回想で何度か出てきてたけど、あの気弱で優しそうな雰囲気から、優しそうだけど病み度がだいぶ上がったような気が。
想像以上に“腐ったミカンのバーゲンセール“だった高専上層部。
場面変わって、呪術高専。最強の助っ人と思いきや、まさかの敵だった乙骨。
おいおい、待ってくれよ。感情が追いつかねぇよ。
- 狗巻先輩、腕を失くす。
- 夜蛾学長の死刑認定
- 五条呪術界、永久追放。封印を解くのも罪
- 虎杖の死刑執行猶予の取り消し
- 死刑執行人に乙骨を任命
たった1話にこれでもかと詰め込まれた絶望。
芥見先生、マジで人の心ないんですか(笑)
ってか狗巻先輩が腕をなくしていたことに驚きました。
渋谷事変で後半描かれてなかったから安心してたけど、登場していない人物でも油断してはいけないってことですね。。
そして、上層部は五条、夜蛾、虎杖に全ての罪をなすりつけるつもりかな?
虎杖は宿儺のこともあって仕方ないけど、五条と夜蛾に関しては完全に罪のなすりつけ。
渋谷事変で起きた事の詳細を知らないから、五条の追放と夜蛾学長の処分を行なったのかとも思ったのだけど、それじゃあ封印を解くのも禁ずる理由が見当たらないですよね。
都合いいように事実を捻じ曲げて処分するあたり、想像以上に腐ったミカンのバーゲンセールだった上層部。
しかし封印を解くのも罪とは、よほど五条悟が邪魔だったのか。
ただ強いだけじゃなく、こういう奴らを牽制させる意味でも必要な存在だったのか、五条先生。
敵と退治しないといけないのに、内部で政治的混乱もあるとなると、これは偽夏油の思うままというか希望が見えない。。
もしかしたら乙骨が実は虎杖側なんじゃないか?ってことも考えてみたけど、
乙骨はエヴァの碇シンジっぽいというか、能力値高いけど投げやりで危うさを感じるので、上層部に取りいるフリして虎杖救出みたいな展開は正直期待はできなさそう。
というわけで、地獄はまだまだ続きそうです。
渋谷事変に参戦した人間の安否が心配
気になることは多々あるけど、狗巻のように後日談みたいな形で発表されていくのだろうか。
真希、直昆人、野薔薇の生死も気になるし、偽夏油から明かされた津美紀の覚醒とそれに伴い恵との関係はどうなるのか?
津美紀と恵の対決なんて事も今後ありそうだよね。ああ、想像しただけでしんどい。
それから乙骨帰ってきたってことは、真希さんの安否によってより地獄になる可能性も。
せっかく0巻で命拾ったのに。。
いやいや、全く先を読ませてくれない呪術廻戦。月曜日がきたばかりだけど、早くも来週の月曜日が待ち遠しいです。