前回紹介した平安アクションノートの使い方のツイートで初めて知った藤原嗚呼子さん、いや嗚呼子先生。
平安中学校のオープンキャンパスで娘が貰ってきた学校名入り文房具の中の1点、「平安アクションノート」とその使い方指南書が熱すぎて、ここ受けなよ!!と言わざるを得ない。 pic.twitter.com/F6T4AO6R1A
— 藤原嗚呼子 (@Aako_f) 2018年9月17日
初めは漫画家さんということを知らずに、このツイートを紹介させていただいたのですが、その後プロフィールを見たら、
漫画家。月刊スピリッツにて『きまじめ姫と文房具王子』連載中!
の一文が。
と思い、早速購入して読んでみると、
「!!!」
文房具を物語の軸にすえた人間ドラマ、
紹介される文房具の懐かしさと、そして文房具好きはつい食いついてしまう豊富な知識。
と言いたくなるような素敵な漫画だったので、ぜひ記事にしてこのブログを読んでいる方へお福分けさせてもらう事にしました!
手帳好き・文房具好きの皆さんに届けー!
『きまじめ姫と文房具王子』のあらすじ
恩師、伊勢崎教授の紹介で、京都の大学に講師として赴任することになった姫路かの子。
研究室がもう一人の講師と相部屋になることを知らされ、訪ねてみると…そこには溢れんばかりの文房具の山が!
なんと、相部屋になった男性講師、蜂谷皐月は超文房具マニアだった!
周囲の文房具に触ることも嫌がられ、先が思いやられるかの子。
だが、そのかの子にも、文房具にまつわる、ある苦い思い出があった…
かの子と蜂谷、二人の関係を軸に、『文房具』という、誰の身近にもある道具と、それにまつわるエピソードと人間ドラマを丁寧に描く、新感覚ストーリー!!
文房具のことを語れる仲間のような漫画
近年、ライフログやほぼ日手帳など手帳ブームの影響で文房具や手帳について書かれた本やイベントなどが増えてきました。
しかし、世間的な流れで言ったらまだまだ文房具や手帳などはまだまだマニアックな世界だと思います。
このブログにも手帳やノートのことをたくさん書いてますが、その事について語れる友だちというのは皆無。
手帳のオフ会なんかもあるらしいですが、InstagramやTwitterで見る手帳ユーザーの投稿を見ると、「俺なんてとてもとても…」と恐縮してしまいます。
そんな俺にとって、この『きまじめ姫と文房具王子』は文房具やノートの事を語れる友達のような存在!
読んでいて、「分かる分かる!」と思う部分がたくさんあるんです。
物語には、超文房具マニア蜂谷皐月を始めとする、文具研究会なるものが出てくるのですが、そのメンバーたちのまあ濃い事。
さすがに、
と思ってしまったのですが(笑)
文房具について語るメンバーたちの思いや、その面白さを感じるポイントというのは共感できるものばかりなのですよ。
特に個人的にはノートの事をものすごい語る駒山くんの回がもう共感の嵐!
彼のようにたくさんのブランドや紙の素材などの細かくて詳しい知識はないですが、
俺もノートとペンの相性のいいものを求めて色々試したし、
本来は書く事がメインだったのが、だんだんとそのメモやノートそのものに興味が出てきてハマりだした経緯とかもう、
と思ったりします(笑)
さすがに新しいノートが出る度に買ってたらお金がなくなっちゃうので、だいぶ前から控えていますが(^^;
ちなみに俺はノートの罫線にめちゃくちゃ惹かれます。
そして、この話を友達にすると引かれます(笑)
文房具を軸にしたストーリーは普通に漫画としても面白い。
そしてこういった漫画って、
- 商品がストーリーにあまり関わってこない漫画
- ストーリーに商品が直接関係してくる漫画
の2種類あると思います。
どちらが良いかは人それぞれですが、個人的な好みを言えば後者の方が好きです。
そして今回紹介した『きまじめ姫と文房具王子』は後者の漫画で、出てくる文房具の特徴や誕生秘話が物語に絡んでくるので、読んでいて知識の押し付けにならないんですよね。
物語として文房具が出てくる事にちゃんと意味があるので、知識もスッと読み手に入ってくる感じ。
俺の大好きな漫画『バーテンダー』に通ずるものがあります( ̄ー ̄)ニヤリ
文房具好き・手帳好きに限らず、マンガとして普通に面白いので、おすすめです。
なので、これから友達や家族を文房具沼・手帳沼に引き込むために最適のマンガ。
布教活動でもしようかしら…(ΦωΦ)フフフ…
『きまじめ姫と文房具王子』は月刊スピリッツで絶賛連載中!
というわけで、『きまじめ姫と文房具王子』は月刊スピリッツで絶賛連載中!
今まではジャンプしか読まなかったけど、以前紹介したサッカー漫画の「アオアシ」に、今回の文房具マンガ「きまじめ姫と文房具王子」
面白いマンガがこれだけあるなら、スピリッツもこれから購読しようかな( ̄ー ̄)