先日、シェア型書店を始めて初めての売上を受け取りました。
正直、売上は大して期待してなかったんだけど、蓋を開けてみると思いの外ありまして。
思わず、うひょーとなりました。
今までは小さくとも自分のお店(棚)を持てて本を売ることができるだけで楽しかったのだけど、売上という数字で成果が見えると、また違った楽しさがあります。

前回書いた記事では主に自分の感じたことを書いてみたけど、今回は「実際どれだけ売れたのか」結果を発表してみたいと思います。
売れた冊数について
栄町共同書店では、売れた本や雑貨をスリップで管理していて、売り上げを渡される際に一緒にスリップもいただきました。
その枚数を数えると、なんと81枚。3ヶ月で81商品売れました。あら、嬉しい。
スタッフの方からも「ゆとり書店さんは結構売れている」とお話しいただきました。
実際のところ、大部分を占めるのは今やうちの看板商品の『何者からかの手紙』。
売れた81商品のうち51商品が『何者からかの手紙』でした。
でも、それ以外の商品で売れ残っているものはほぼなく、商品の回転率は良さそうです。
基本的には「利益率が高い商品を」とか考えずに、自分の興味関心がある本、自分が好きな本や読んで欲しい本しか棚に置いていません。
だから、これだけの人にそれが届いたと思うと嬉しいですね。
売上について
売上金額などを公開していいのか分からないので、具体的な金額を書くのは控えるのですが、(書かんのかい)
売上金額だけで言うと、赤字にはなりませんでした。正直、「出店費用分もないだろうなあ」と思っていたので驚いてます。
ただ細かく計算してないけど、本を購入した金額等を考えると純粋な利益はおそらく赤字。
まあ、自分で仕入れたZINEや同人誌以外は、書店で定価で買っているので仕方ないかと思います。
でも自分が読みたい本を買って読んで、それを誰かと共有して、これくらいなら全然いいかなと思います。
まとめと今後やってみたいこと
「大きく稼ぐのは難しい」という考えは変わらないですが、今回の売上を見て「出店費用と同じくらい」ならいけるかもしれないと思いました。
ただ、あくまで楽しむのが目的なので、赤字が大きく出ない程度に色々やっていきたいですね。
とりあえず今後やってみたいこととして、
- 自分でもZINEを作って販売する
- 面白そうなZINEを作っている作者に声かけして、取り扱わせてもらう
- ブラインドブック以外の企画を考える
あたり。
そのためには、もうちょっと本に触れる時間を作っていきたいですね。
とりあえず今後がより楽しみになってきました。