この度、憧れのシェア型書店『栄町共同書店』で箱店主として一箱本屋さんをすることになりました!
これまでの経緯はこちら↓
いよいよ明後日10月1日にオープンの栄町共同書店。
今日は本の搬入のため、栄町市場に行ってきました。
前回来た時はシャッターが閉まっていて、中を見ることができなかったので店の中を見るのは今回が初めて。
ドキドキします。
おお!素敵!
ガラス張りなので、外からも店内がよく見えます。
事前にイメージのイラストは見てましたが、実際のお店を見るとテンション上がりますね。
一面ガラス張りなので、壁いっぱいの本棚がしっかり見えて、それだけでもうワクワクします。
シンプルだけど、味わいがあって可愛い看板も。
よく見たら、町って感じの中にも田という文字が入っていて本棚みたい。
明日まで搬入期間ということで、空いている棚が多かったのですが、搬入されている棚を見ると、どれもこれも箱店主の想いのこもった個性的な棚ばかり。
沖縄の歴史や文化についての本が多いのかなと思いきや、サッカーや昭和マンガ、児童書など様々な棚がありました。
本だけでなく手描き葉書を売ってる人もいました。
全ての棚が埋まったら一体どうなるんだろう。
オープン当日は棚も全て埋まって、個性的な棚でいっぱいになるんだろうな、と思うとすでに楽しい予感しかしてません。
そして、自分の割り当てられた棚とご対面。
ここが自分のお店になる。
小さな棚ではあるけれど、一国一城の主というかリアル店舗に自分の場が持てるっていうのは、やっぱり嬉しいですよね。
値札をつけて、本や雑貨を並べていきます。
今回どうしても取り扱いたかった『何者からかの手紙』用に作った郵便ポストのサイズもバッチリ。
家で同じサイズ感の棚を使ってシミュレーションした甲斐がありました。
隣には大好きな益田ミリさんの本とこれまで買ってきたZINEの一部。
その右隣にクラフト紙で梱包されているのは、今回やってみたかった本のタイトルを隠して販売する覆面文庫。
タイトルを隠す代わりに、表には推薦文や感想を書いて貼ってみました。
関東に住んでいた頃、池袋の梟書茶房で出会った『ふくろう文庫』が「本を選ぶ」という行為そのものがひとつのアトラクションになっていて、とても楽しかったので真似してみました。
普段自分では選ばないような本との出会いや、「どんな本だろう?」とワクワクしながら本選びを楽しんでもらえたらいいなあ。
そんな想像しながら、昨日家でせっせと梱包して、文章を考えていました。
推薦文や感想文にはキーワードなどを一応入れているので、その本を読んだことがある人なら一応分かるようにしています。
文章から何の本か推理するのも楽しいかもしれない。
こちらはがま口の財布は母の手作り。
こういうのを作るのが好きだけど、自分で売る場所がないということだったので置かせてもらうことにしました。
売れてくれると嬉しいなぁ。
完成した棚はしっかり本屋さんになっていました。
どんな人が本を買ってくれるのだろうか?
どんな棚が増えるんだろうか?
どんな本屋になるんだろうか?
何にせよ、きっと面白いお店になることは間違いないだろうな。
オープンが待ち遠しいです。