青春18きっぷで日本縦断をする際におさえておきたいポイント【西日本編】

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1日2370円でJRの鈍行列車が乗り降りし放題の青春18きっぷ。

そんな青春18きっぷの特徴を利用して、日本縦断旅行をする方も少なくありません。

俺自身も今年の3月に青春18きっぷで日本縦断を目指して、鹿児島の最果て駅「枕崎」から埼玉「大宮」までの鉄道旅行をしました。

そこで今回は自分が実際にやってみて感じた青春18きっぷを使って日本縦断旅行をする際におさえておくと役に立ついくつかのポイントをまとめました。

旅のプランを考える際のお役に立てれば幸いです。

目次

九州地方

ここでの肝はなんといっても、肥薩線の人吉~隼人間の攻略です。

この区間。

ここを上手く攻略できるかどうかで、進める距離が大きく変わってきます。

1日目で九州大陸を出るなら肥薩線一択!

鹿児島県から北へ向かう路線は大きく3方向あります。

ですが、九州大陸を脱出するためには山間部を走る肥薩線一択です。

というのも、西側に進むルートは川内駅で行き止まりだからです。

JR九州の路線図をお借りしました。

そこから先は「肥薩おれんじ鉄道」といって元JR、今は第3セクターの鉄道なので青春18きっぷでは乗れません。

一方、東側の日豊線は九州大陸の右側の海沿いを走っていく路線ですが、本数も少なく時間がかなりかかります。

という事で、九州大陸を抜けるためには真ん中を走っていく肥薩線一択です。

隼人駅からの乗り換え時間に注意。

鹿児島本線から肥薩線への乗り換え駅、隼人駅。

ここから肥薩線に乗り換えて吉松駅を目指すのですが、その電車の本数がびっくりするほど少ないです。

乗り換えのタイミングを間違えると、次の電車が2時間待ちとかになってしまいます。

近くに暇をつぶせる施設などもあまりないので、ここは上手く時間調整してすぐに抜けてしまうのがおススメです。

吉松~人吉間の特急列車に注意

ちょっと特殊で混乱するのですが、鹿児島県の「吉松駅」から長崎県の「人吉駅」の区間は通常車両はなく、特急列車しか走っていません。

だけど、この区間だけは特急列車が普通列車として運行されるので、青春18きっぷで乗ることが出来ます。

でも、青春18きっぷで乗れるのは自由席のみ。

指定席だと別途お金が必要になるので、注意が必要です。

それさえ気を付ければ、アナウンス付きで景色が楽しめる最高の区間。

特に中間地点で見られる日本三大車窓の1つ、矢岳峠から見る景色は最高です。

ちなみに人吉を過ぎると、また特急列車に戻るので青春18きっぷでは乗る事ができません。

特急料金を払えば、熊本まで一気に行けるので少しでも前に進みたい方はそれもオススメ。

四国・山陰地方

四国・山陰地方は旅の進行に関しては特に大変なポイントというのはありません。

ですが、知っておくと便利な寄り道ポイントについてまとめてみました。

宮島行くなら最寄りは宮島口駅

青春18きっぷがあれば、フェリーに乗って宮島に行くことができます。

3時間くらいあれば、大体見る事ができます。

せっかくのチャンスなので時間がある方は是非!

青春18きっぷが使えるのはJRフェリーの方。

宮島口から宮島行きのフェリー乗り場は2つあります。

現地に行けばすぐ分かるとは思いますが、青春18きっぷで乗れるのはJRフェリーの方です。

電車と同じく受付の人に青春18きっぷを見せれば、そのままフェリーに乗る事が出来ます。

日本海側に行きたい時は特急列車や別路線の利用も検討

青春18きっぷで日本縦断旅行をする際、西日本の移動は基本的に太平洋側になります。

なので、日本海側にある鳥取や島根を通ることはありません。

ですが、どうしてもそちら方面に行きたい場合は青春18きっぷの利用を諦めて特急、もしくは別の鉄道の利用がおススメです。

というのも、在来線を使って日本海側に行こうとすると、それだけで片道5時間くらいの長時間移動になります。

日本縦断旅行の3日目

なので、山陰地方に行く際は、

  • 特急列車で行く
  • 別の鉄道との併用

がオススメです。これだけで移動時間3時間は減ります。

ちなみに俺はどうしても鳥取砂丘が見たくて、途中寄り道をして智頭急行で鳥取に行きました!

[blogcard url=”https://yzkzk365.com/2018/03/23/nihonzyudan-day3/”]

東海地方

電車の本数も多く、一番距離の稼げる東海地方。

ここの攻略が旅を大きく進めるポイントです。

大垣から「ムーンライトながら」を使うと大移動が可能!

岐阜県の「大垣駅」から東京都の「東京駅」までを夜間走行する列車が「ムーンライトながら」

寝台列車ではないので少し大変ですが、夜間も移動できると旅の前後に余裕ができます。

この区間を夜走ってくれるのは非常に助かります。

ただ、この「ムーンライトながら」はいつでも運行しているわけではなく、青春18きっぷの利用期間の金・土・祝前日に限ります。

日程の詳細はこちらをチェック。

乗るためには切符の事前購入が必要で、乗車日の1ヵ月前から発売開始しています。

ですが、当日までには全席完売、日によっては即日完売という人気列車。

もしプランに組み込むなら、早めの準備がオススメです。

おわりに

わずかではありますが、自分がやってみて感じた抑えておくべきポイントをまとめてみました。

青春18きっぷでの日本縦断旅行は大変ではありますが、やってみた人にしか分からない楽しさもあります。

ただ乗り換えなどによって旅の進行具合に大きく差が出るので、少しでも事前に下調べしておく事をお勧めします。

もし、この情報があなたの旅のお役に少しでも立てたのなら幸いです。

是非、楽しい旅にしてくださいね!

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