手帳・ノートを使う際に必ずあるのが、1冊にまとめる/まとめない論争。
持ち運びの面ではたしかにすべて1冊のノートにまとめた方がラクです。
でも後から見返すときに欲しい情報を探しづらい。
バレットジャーナルみたいに目次をつけるのも手だけど、それも正直めんどくさい。
ただ何か思いついたときにパッと書き込める自由帳みたいなノートが1冊あるのは心強いんですよね。
日記ならともかく、行動がともなって初めて役に立つアイデアメモやタスク管理の活用法に手間をかけすぎるのは本末転倒だと思うんです。
でも、そんなメモ帳についての今まで抱いていた悩みがさいきん解決しつつあります。
「しつつ」と書いたのはまだ実験中だからですが、意外とイイ感じです。
今僕がやっているのはロルバーンとデザインフィルのリングノートを使ったメモの取り方です。
気楽に書ける、間違ってもなかったことになるという点でメモ帳にリングノートはおすすめです。
今メモに使っているノートはこの2つ。
ロルバーンのポケット付きメモスリム。
ノートとしては有名なロルバーン。
その中でも今使っているのはロルバーンポケット付きメモスリム。
378円で120ページ。ゴムバンドがついて後ろには切り取ったメモを入れて置けるポケットが5つあります。
サイズ的に測量野帳と同じなので、ズボンの後ろポケットにも入ります。
デザインフィルのポケットノート
こちらはトラベラーズノートの生みの親であるデザインフィルから発売されているポケットノート。
その名の通り、ぜんぶのページにポケットがついていて書き込みも出来ます。
今回のは今は販売していないブラニフ航空とのコラボノート。
偶然、近所の東急ハンズで見つけて買っちゃいました。
ロルバーンの活用法
後ろからは思いついたことをメモしていく。
ロルバーンの使い方は簡単。ノートの後ろから思いついたことを書いていくだけです。
ただ、2つだけルールを決めています。
それが、
- 1ページ1テーマが原則
- 裏面には書かない
ということです。
1ページ1テーマが原則。
なぜ1ぺージ1テーマが原則というと、その方が後で全く違うメモとメモが結びつけやすそうだから。
僕の場合、あくまでアイデアの要素を集めているような感覚なので1ページに1テーマだけにしています。
1行だけ書いてスカスカな時でもページをムリにうめない。
そんな時は思いつく度に1行書き足して、ちょっとずつ紡いでいく感じでメモをとってます。
裏面には書かない。
これはあとでそのままノートに貼ることが出来るように裏面には何も書いてません。
なんだかもったいない感じがしますが、あとの活用を考えると必要な出費かなと思ってます。
要らないメモも混ざったメモ帳がたまっていくよりも、必要なメモだけピックアップして残せるのでいいかなと。
前からはスケジュールや家計簿などのストック情報を
後ろからはガシガシメモをとっていくのに対し、前からはあまり動かないスケジュールや家計簿、習慣トラッカーを貼り付けています。
カレンダーはニトムズのカレンダーシール。
バーチカルは1マイ手帳を使っています。
今まではスケジュール帳、家計簿などは別に持ってたんですけど、1冊のノートにまとめることで見る頻度が前よりふえました。
書ききったメモはポケットノートに入れて保存する。
そして書き終わったメモは切り離して、ポケットノートへ。
ひとつのテーマにつき、ひとつのポケットを使う形でメモを貯めていきます。
ある程度、貯まったら全部まとめて1つのメモにするもよし。
他のメモと組み合わせて、新しいアイデアをつくるもよし。
付せんと同じように自由に移動が出来るので便利です。
ブログを書くときにも使えそう。
全部で32ポケットあるんで、ひとつのポケットにひとつのテーマのメモを入れても32のテーマまで分類できます。
メモは使ってナンボ。チラシの裏に書くように使える。
後から読み返して楽しむライフログとはちがって、メモはずっと保存するよりも、それを使って何かを生み出してナンボ。
間違ったりしてもリングノートだとページをちぎれば捨てればなかったことになります。
その気軽さが自分のメモの使い方にピッタリでした。
重要なアイディアというのは、ふとした時(さらに言えば油断した時)に降ってくる。「さあ、閃くぞ!」と構えても、そうなることはあまりない。だから、自分の脳を油断させるために、あえて陳腐なメモパッドを用いる。高価なノートは、一次的思考メモには適さない。
気楽に書ける、間違ってもなかったことになるという点でリングノートはおすすめです。
今回紹介したノート・文具・サービス
Googleカレンダーをかんたんにプリントしてバーチカルがつくれるサービスです。無料。