やりたい事をやろう。
好きな事で生きていく。
最近、こんな言葉をよく目にするようになりました。
自分のやりたい事が明確に「ある」人からしたら、こんなに素敵な事はないでしょう。
だけど、一方で自分のやりたい事といきなり言われても中々「見つけられない」「分からない」人がいるのも事実。
もちろん必ずしもやりたい事を見付けなければいけないわけではないと思います。
やりたい事がなくても、人生は楽しく生きていけるし、やりたい事がある人が人間として上というわけではありません。
ただ、もし今自分がモヤモヤしているなら。
やりたい事をやっている人を見て、羨ましいと思うのなら。
この記事が何かヒントになるかもしれません。
というわけで「やりたい事を見付ける」為のヒントをまとめてみました。
あなたのお役に立てればうれしいです。
1日の終わりにその日で楽しかった事を書きだす。
「没頭力」という本で紹介されていて、これいいなと思ったもの。
それは「毎日その日で楽しいと思ったことを書きだしてみる」事。
書く内容は「自分の爪を手入れすること」とか「たまった埃や汚れをごっそり落とすこと」とか何気ないものでいいそう。
本で紹介されていたエピソードによると、とある統合失調症の女性は「自分の爪を手入れしている時が楽しい」という事に気づきました。
そしてプロのネイリストの職業訓練を受けたら、プロのネイリストとして社会復帰を果たしたそう。
別にお金にならなくても、他人からは理解されなくても、「やってて気持ちいいし、楽しい」というものは誰でもありますもんね。
そういったものから「やりたい事」のヒントを見つけていくのもおすすめです。
嫌いな人から自分の「やりたい事」を見出す。
嫌いな人とは、
「あなた」がやりたくても「できなかったこと」を自由にやっている人。
『もしも人生が一度きりだとしたら。もしもそれが、「もしも」じゃないとしたら。』(さとうみつろう著)
自分が嫌いな人は、あなたの「本当にやりたかったこと」を教えてくれる人なんだそうです。
自分はやりたくてもできなかった事を軽々とやってしまう人を嫌いになる。
心理学の先生によると、嫌いな人は例外なくその仕組みから生まれるんだとか。
例えば、小さいころに親にやっちゃダメなことと叱られてきたり、友達にバカにされてたりして抑え込んできたこと。
それを軽々とやっちゃってる人を嫌いになっちゃうんだそうです。
「自分はやりたくてもガマンしてるのに、なんであなたは軽々やっちゃうの?」って。
だから、自分の嫌いな人をヒントに自分の「やりたい事」を見つけ出すというのも1つの方法です。
ちょっと嫌かもしれないけどね(^^;
やりたくない事リスト100をつくる。
「やりたい事」を知りたいのに、なんで「やりたくない事」を書き出すの?と思われるかもしれません。
だけど、これ結構効果があるんです。
本来「やりたい事」をやって、僕らはどうなりたいかというと「幸せになりたい」んですよね。
でも「幸せになる」方法ってやりたい事をやるだけじゃないじゃないですか。
「やりたくない事をやらない」というのも1つの方法なんです、マイナスをゼロにするという意味で。
逆説的だけど、やりたくない事をハッキリさせることで「やりたい事」が見えてくる事ってあると思います。
参考:自分の本音が分かる!人生でやりたくない30のリストをつくってみた。|宮森はやと公式ブログ
あと、「やりたくない事」をやり過ぎて心が疲れて、「やりたい事」が分からなくなってるって事もあるんですよね。
思考停止状態というか。
それを改善する意味でも「やりたくない事」をハッキリとリストにしておくのって大事。
そして、そのリストに書かれている事を1つでもやめてみるというところから始めてみましょ(^^♪
自分がやりたい事を見付けるヒントのまとめ
紹介した方法を大きく2つに分けると、
- 何でもない小さな楽しいを見付ける
- 嫌いなものをハッキリさせる
の2つ。
「やりたい事」と聞くと、それが仕事になったりお金になったりする大きなものでないといけないと考えがちですが、そんな事はないんですよね。
そして、嫌いなものをハッキリさせることで好きなものも見えてくる。上手く使えば自分のメリットに出来ます。
そんな風にして「やりたい事」のかけらを見付ける事ができたら少しでもいいからやってみましょう!
小さくてもいいから。
方法は、ある。
ぜったいに。
それを、出来ないと思い込んでいるのは、あなただけ。
夢につながるあなたの知らない道が、他にある。
やってみたいことはやっぱりやってみたいんだ。
やろうぜ。
一緒にはじめましょう。
まずはやりたいことの第一歩を。
参考書籍
もしも人生が一度きりだとしたら。もしもそれが、「もしも」じゃないとしたら。