言わずと知れた不朽の名作、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。
でも、恥ずかしながらちゃんと観たことがなかったんですよ。
もちろん、名作だから断片的には知ってる。
デロリアンとか、光と共に消えるデロリアンとか、消えた後に火の轍ができるデロリアンとか。
金曜ロードショーとかで再放送とかもしてたはずなんだけど、『千と千尋』や『もののけ姫』と同じく知らぬ間に再放送の網を37年間かいくぐってきてまして。
そんな折、地元の映画館で公開40周年記念上映をやっているのを発見したので、
「これは観るしかない」
そう思って、見てきました。
ストーリーは王道で完成形で面白い。
知ってました?バックトゥーザフューチャー、めちゃくちゃ面白いよ。
ストーリーが別に難しくないし、凝った設定でもないんですよね。なんなら王道。ベタベタ。
タイムマシンで主人公が過去に行っちゃって、現代に戻るために主人公が奮闘する話。
で過去で若い頃のママとパパが絡んできて、未来が変わったら自分も生まれてこないから、頑張って二人が結ばれるように恋のキューピットになったりとか。

あれ?そういや、ドラえもんでも似たような話なかったか?
という訳で、ストーリー自体にそこまで大きな裏切りはないんだけど、なんでこんなに面白いんだろう。
物語にグイグイ引き込まれていきました。
タイムトラベルものの完成形ってこういうことか、と納得。
よくよく考えたら、40年前に完全にオリジナルで、普遍的なテーマがバランスよく詰め込まれたストーリー。
これは40年間たっても愛される理由がわかります。
若い頃のお母さんが可愛すぎる。
それから、若い頃のお母さん(ロレイン)が可愛い。
ウッカリ惚れてしまいそうになるほど可愛い。
名前も覚えました。
リー・トンプソン。

ちょっと、すごいキュートじゃない。
マーティは相手が若い頃のママだから全く心惹かれてないんだけど、もし自分だったらどうだろう?
さすがにキスは無理だけど。
現代では口うるさく「お酒はダメよ」とか言ってるアル中っぽいお母さんが、若い頃こんなに可愛いの?みたいなのが、より良い。
マーティとドクの友情にグッとくる。
白髪にギョロっとした目。
落ち着きがなく常に忙しなく動いて、早口で捲し立てる。
文字にすると、ちょっと近寄りがたい人物なのに、なんであんなにも可愛らしいのだろう。
デロリアンの開発者であり、マーティの良き友人でもあるドク。
過去に行っても現代と全く変わらない姿に「30年前も一緒なんかい」と思ったけど、今思えば逆に孤独なマーティの拠り所だったりして、それがまた良い。

デロリアンを巡って、過去でも名バディになる2人。
マーティの両親の恋の成就のために、そしてデロリアンを再び動かしてマーティを現代に戻すために。
ああでもない、ここでもないと会話を交わす2人がまあ良くて。
年齢も時間も超えたドクとマーティの友情にグッとくるんですよね。
最終的にマーティは過去の1955年から、現代の1985年に戻ってくるんですが、そこでドクとの別れが来るわけです。
過去から現代に戻るマーティにとっては、ドクとの別れは一瞬。
でも、ドクはマーティとの再会を30年待たないといけない。
30年後に会えることが分かっていたとしても、その時間はあまりにも長い。
指折り待っていたのでしょうか。それとも、発明に没頭して意外とすぐだったのでしょうか。
そのドクの想いを考えると、グッとくるものがあります。
僕は泣きました(笑)
40年前の作品なのに、全く古さを感じない
というわけでネタバレにならない範囲での感想だと、この辺り。でも、観終わって思ったのが、40年前の作品なのに全く古さを感じないということ。
むしろ今観るからこそ、その完成度の高さに驚かされました。
名作は何度でも、いつ観ても名作。
漫画ウリッコでもあったけど、これまで数ある映画が生まれては消えていく中で、40年間も愛されているのは誰が見ても面白いって言う保証ですよね。
「なんで今まで観なかったんだろう」って後悔するくらい面白かった。
早く続きが見たい
と思ったら、もうあるのよ。
そらそうよ、過去の作品だもの。調べたらアマプラにもNetflixにもありました。
すぐにでも見たいけど、もしかしたら2も映画館で上映するかも。
と思うと、ウォッチリストに入れるものの、まだ手が出せずにいる僕です。
