ライフログの面白さは、過去の自分をパッケージして保存できるところにあると思います。特に日々の出来事の中で、意識しなければすぐに消えてしまうような記憶や思い。
それはたとえば、誰かと何気なく交わした言葉や、そのとき感じたちょっとした気持ちなどなど。
そういう「どうでもいい、日々の何気ないこと」を残しておくと、後々読み返したときに面白いんです。
自分では、ちゃんと記憶をしているつもりでも、それは少しづつ変化して、過去の出来事を思い出すたびに、実は少しずつ形を変えています。
でも、ノートに書いた言葉だけは違います。
あのときの自分のまま、変わることなくノートに残る。
後から読み返すと、「こんなことを考えていたんだ」と驚くこともあるし、「このときの自分、ちょっと頑張ってたな」と励まされることもあります。
昔の自分の記録はAmazonでも買えません。だからこそ、僕はライフログを書いています。
日々の些細な出来事を残すには、出来れば感じたときにすぐ書くのがおすすめです。1日の終わりにまとめて書くと、忘れたりするし、書く頃には感じた瞬間とは違うものになっています。
持ち歩けて、すぐに取り出せる小さなノートがちょうどいいです。僕はトラベラーズノートパスポートサイズを使っています。

ジーパンの尻ポケットに入れて、気になったことがあればすぐに取り出して書いています。感じた瞬間に取り出して、書く。これが結構大事だったりします。
写真と同じで『この瞬間を記録したい』と思った時に残す。そうすることでたった一言でも、そこにその瞬間の感情が乗るんですよ。
ノートを取り出し、一言だけ感じたことをメモに書く。
5秒だけ。ほんの一言だけ。
「今日のランチ、美味しかった」
「帰り道の夕焼けが綺麗だった」
それだけでも十分。後で読み返せば、当時の気持ちが鮮やかに蘇ります。
そしてこの5秒がのちのち大きな価値になったりするんです。
気持ちの乗った一言の威力って結構すごいんです。それを見ただけでいろいろ思い出すきっかけになります。
先日、過去のライフログを見ていたら「俺はイケメンではない!」と書き殴られたメモが出てきました。たった一言だけど、力強く書かれたその文字には当時の僕の怒りや悔しさがありありと残っていました。
その日の僕に一体何があったんだろう(笑)
過去に自分が何を考えていたのかというのは覚えておくことはできません。でもライフログにその時の自分の気持ちを書いておくことで、後から思い出す事ができます。
そして過去の自分の何気ない言葉が今の自分を救ってくれるなんてことがよくあります。
仮に何もないように思える今があったとしても、ずっと後ろに自分が歩いてきた道が一本の線となって今があることを知ると何だか勇気が湧いてくるんです。
1日たった5秒、メモする習慣を身につけることで一生ものの宝物が手に入ります。ライフログ、始めてみませんか?