シーリングスタンプでCollasaroレザーノート(トラベラーズノートもどき)のチャームを作ってみた。

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先日、シーリングスタンプの楽しさについて書きました。
あの記事を書きながら、また新しいチャームを作りたいという気持ちがむくむくと湧き上がってきました。

https://note.com/temitarz/n/n53f903b05072

今回作るのは、新入りのCollasaroレザーノートブルーのためのチャーム。トラベラーズタウンのレザータグを使っていたのですが、いい青色をしているので、せっかくならこの青に映える赤色で作ってみたいと思います。

手順としては、この4行程です。

  1. スタンプを選ぶ

  2. ワックスを溶かす
    蝋燭でシーリングワックスを溶かし、シリコンマットの上に垂らす。

  3. スタンプを押す
    溶けたワックスの上にシーリングスタンプを押し付け、しっかり冷めるまで待つ。冷却後、スタンプを外します。

  4. チャーム用の穴を作る
    ワックスが完全に固まったら、穴を開ける。

まずはスタンプ選び。蝋の色が赤なのでスタンプの模様は王冠にしました。
その方が何となく王道っぽい。

持っているスタンプは4種類。全部セリアです。

蝋を溶かして、シリコンマットに垂らします。
今回はチャームとしての強度を上げるため、厚く大きく作りたいので蝋を多めにしました。
固体の蝋が溶けて、静かに液体へと変化する様子は理科の実験みたいで何度見ても楽しい。溶けた蝋は単色の赤ではなく、真っ赤な赤、濃く黒い赤など様々な赤が混ざり、マーブル模様なのも綺麗です。

シリコンマットが使い込んで色がついてしまっています。恥ずかしい。

しっかり蝋が溶けたらシリコンマットの上に垂らします。
今回はチャームとして使うための厚みが欲しいので、横に広がりすぎないように、蝋も温めすぎず何回かに分けて垂らしました。
スタンプを押す前から良いチャーム作りは始まっています…。

そして蝋を垂らしたら、いよいよ一番大事な工程。スタンプを押します。
この時に押しすぎると蝋の厚みが薄くなりますし、押さなさすぎると模様がつかないので、ちょうどいい圧で押すために慎重に。

蝋にスタンプを押す瞬間が一番緊張します。

スタンプを押したら、この状態でしばらく放置して冷まします。
蝋が固まったら、スタンプをゆっくり外します。
この時も油断するとパキッと割れたり、ちぎれたりするので、慎重に。
今回は模様もしっかり出て、綺麗にできました。

綺麗にできました。
蝋が余ったので2種類作りました。

それから何回か試作を重ねて、ついに完成。
シーリングワックスの深みのある赤色が、Collasaroレザーノートの青と見事にマッチしていて、思い描いていた通りの仕上がりになりました。

今回は前回から改善を加えて、穴を左右の2箇所に増やして、チャームとしての耐久性を考えて、少し多めに蝋を使い、縁を厚く大きくしてみました。

下の方にクレーターみたいなものができているのが少し気になりますが、それ以外は気になりません。

仕事机に置いて使っていますが、視界に入る度に気分が上がります。完成したチャームを手に取ると、やっぱり嬉しいもので。

手作りの良さは、こうして試行錯誤しながら少しずつ工夫を加えられること。そして、それが自分だけの特別なアイテムになっていくことにあるのかもしれません。次はどんな色やデザインで作ろうか、楽しみです。

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