もしかしたら文具雑貨とは違うかもしれませんが、シーリングスタンプが好きです。
トラベラーズノートを使っている人は絶対にシーリングスタンプを気にいると思うので、是非最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
僕は現在シェア型書店に参加しているのですが、販売する本をラッピングしてシーリングスタンプを捺しています。
蝋のチップを選んで火にかけて溶かして、その溶けた蝋を紙の上に垂らして、その上からスタンプを捺す。
これだけなんですが、それがとても楽しい。
完全な妄想ですが、魔法使いになって何かを錬成してるような気分になります。
さて、僕の妄想はおいといて。
なにか蝋を垂らした直後に捺すと、蝋が液状で軟らかすぎるので、表面がほんの少しだけ冷めてから捺すのが綺麗にできるポイント。
形が崩れないように、上から垂直にスタンプを下ろします。その時に、にゅっと飛び出して歪な形になってもご愛嬌。
綺麗な形で出来ても嬉しいですが、歪な形もまたそれはそれで味があって可愛い。
蝋の上から捺したスタンプを「綺麗にできてくれ」と願いながら、外す時が一番どきどきワクワクします。
たった１つのシーリングスタンプ。それがあるだけで、そのアイテムに物語が生まれるような気がするから不思議です。
この物語はトラベラーズノートと相性がいいかもと思い、シーリングスタンプでチャームを作ってみました。
濃く深く光沢のある赤はトラベラーズノートパスポートサイズのブルーにも合います。
土台に買ってきた金具の上にシーリングスタンプを捺したので、金具の枠に収まって綺麗にできました。
トラベラーズノートの東京駅エディションには金のシーリングスタンプ。
他にもトラベラーズノートと関連付けて使えそうなところを考えてみました。
使い終わったリフィルをまとめるバインダーやクラフトファイルに捺しても良さそうです。
ちなみに高いと思われがちなシーリングスタンプ。セリアで買ったら100円です。
今回使ったシーリングスタンプはセリアで買ったもの。是非興味がある人は使ってみてください。
