
今日はいつものトラベラーズノートを離れて、ノートの話です。
ノートの罫線って、思った以上に奥が深いと思いませんか?
横罫か、方眼か、無地か。それだけでもノートの使い心地が変わるし、何より思考の流れにまで影響を与える。だからこそ、ノートを開くたびにワクワクしてしまいます。
ただ、この気持ちを周りに話してもなかなか共感されない のが悩みどころ…。でも、きっと手帳やノートが好きな人なら分かってくれるはず!ということで、ここで書いてみることにしました。
罫線の種類で変わる思考
たとえば無地のノート って自由度が高くていいですよね。枠に縛られず、好きなようにアイデアを書き出せる。でも、その無地のノートの自由さを持て余してしまうこともあるんです。

逆に、 罫線や方眼があると、「制限があるからこそ生まれる発想の自由」みたいなものを感じます。思考の流れが自然と整理されるというか、考えがまとまりやすいんですよね。
この 「どんな罫線を好むか=その人の思考の傾向」 という仮説、どうでしょう?
罫線の細かい違いが楽しい
でも、ただ「横罫」とか「方眼」と言っても、実はめちゃくちゃバリエーションがあります。
方眼罫ひとつ取っても、全然違います。
例えば一般的な5mm方眼なのか、それとも 測量野帳のような3mmの細かい方眼 なのかで、書き心地が全然違う。
そして意外と大事なのが 罫線の色。
測量野帳の 水色の線 は控えめで邪魔にならないし、ロディアの 紫色の方眼 には特有の魅力があります。ロディアには最近グレーの方眼も出ているけど、個人的にはやっぱり ロディアは紫! って思ってしまうんですよね。


さらに、最近見つけた LIFEノート「ピスタチオ」 は 方眼が緑色 という珍しい仕様。


そのピスタチオグリーンの絶妙な色合いが気に入って、LOFTで見かけた瞬間、気づいたらレジに並んでいました(笑)
とはいえ、家にはまだ 使いきれていないノートが山積みなので、これ以上増やすのは危険…。なんとか思いとどまりましたが、罫線の色味が違うだけでも惹かれてしまいます。
ちょっと変わった罫線たち
罫線の形状にこだわったノートもあります。
たとえば キングジムの「円周率ノート」。これは 罫線が円周率でできている というユニークなデザイン。

もともとボツ企画だったものが、SNSで話題になり商品化したそうです。

確かに、こんなの見たら 書く前に読んでしまう じゃないですか。もう、それだけで楽しい。
さらに変わり種で言うと、kamitopiaのシャリ柄の方眼。

もはや、これを方眼と呼べるのか?と言われると困ってしまいますが、書く人のインスピレーションを刺激してくれるのは間違いありません。
ノートって、ちょっとしたデザインの違いで全然別の表情を見せてくれるところがとても面白い。
止まらないノートへのこだわり
罫線の種類に加えて、さらに紙質(トモエリバー?MD用紙?) やノートのサイズ、カバーの種類(ハードカバーかソフトカバーか)、表紙のデザインまで考え出すともう無限です。

最近では、自分好みのノートを作れる 「ノートバイキング」 みたいな販売スタイルも増えてきました。以前参加したトラベラーズファクトリーのノートバイキングもすごく楽しかったです。




もし罫線の種類までカスタマイズできるサービスがあったら、絶対ハマる気がします。たとえば方眼と横罫を半々にするとか、これまでにない罫線の組み合わせを作るとか。
手帳や文房具ブームが続いている今、どこかのメーカーがやってくれないだろうか…?
とまあ、気づけば ノートの罫線だけで1500文字 も書いていました(笑)。
でも、こういう話をすると 友達にはまったく理解されないんですよね。「そんなに罫線の違いって気になるの?」って。
でも 気になるんです!
果たして、手帳好きの人たちにはこの気持ちが伝わるのか、それとも 文房具好きの中でもマニアックな方なのか…。
ちょっと分かりませんが、このnoteに書いてみました。
誰か、 「分かる!」 って言ってくれる人がいると嬉しいなぁ。
▼トラベラーズノートを楽しむアイデアを集めてみました▼
https://note.com/temitarz/n/n51df01dbb9bc
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