最近、ちょっと面白いことを始めました。いや、「面白い」なんて軽く言っちゃってるけど、これ、正直かなりの発見でした。
きっかけは、仕事がひと段落して少し時間ができたから。これまで「やってみたいけど、時間ないしな…」って先延ばしにしてたことに手を出してみようと思ったんです。その中でも特に気になってたのが、ChatGPTの「GPTs」。
これ、簡単に言うと「自分専用のAIを作れる機能」なんですよ。例えば、僕の場合はこれまで書いてきたブログ記事のデータを読み込ませて、自分の分身みたいなAIを作ってみました。
……って言うと、ちょっと大げさに聞こえるかもしれません。でもね、やってみたら「あ、これ本当に分身だ」って思えるくらい、自分っぽさが出るんです。
10年分の積み重ねが、AIで蘇る
このブログ、なんだかんだでもう10年以上続けてるんですよ。途中、ブログメシが流行った頃には「ちょっと頑張ってみようかな?」なんて思ったりもしました。でも、あくまで僕にとっては、「書くこと」が楽しいから続けてきたんですよね。
気づけば、800記事以上も溜まっていて。もう、これはちょっとした人生のログみたいなものだなと。
で、その記事データをAIに読み込ませてみたら、びっくりするくらい自分っぽい文章を生成してくれるわけです。試しに、SNSに投稿した短い文章をもとに「この記事を参考にブログ記事を書いて」ってお願いしてみたら……めっちゃいい感じに仕上がるんですよ。
もちろん、最初はちょっと説明くさかったり、堅苦しい部分もあったけど、そこは指示を変えることで調整できる。
例えば、「オタクっぽく熱量込めて書いて」って指示すると、ちゃんとテンション高めの語り口になるし、「エッセイ風に柔らかく」って頼むと、落ち着いた文章になる。
この「指示次第で文章のニュアンスが変わる」って感覚が、思ってた以上に面白いんです。なんか、昔ブログを書き始めたばかりの頃みたいな、「新しいことを試してるワクワク感」が戻ってきた感じ。
音声認識AIで、ボイスブログが文字になるのがすごすぎた
最近、さらに試してみたのが音声認識AIを使った文字起こしツール。これもなかなかの精度で、正直驚きました。
例えば、15分くらいの音声もサクッとテキスト化してくれるし、しかも誤字脱字がほとんどない。さらに、そのテキストをChatGPTに渡して**「話し言葉っぽい部分を削除して清書してください」**って頼むと、あっという間に読みやすい文章に仕上がる。
これ、地味にめちゃくちゃ便利なんですよね。ふと思いついたことを喋るだけで、それが記事の下書きになる。これまで何時間もかけていた作業が、1時間以内に終わるって、ほんとにすごい時代だなって実感しました。
AIに任せても「自分らしさ」は残るのか?
ここまでやってみて思ったのは、AIが書いた記事でも「自分らしさ」はちゃんと残るってこと。
正直、最初は「AIが書いたら、全部同じような感じになるんじゃない?」って思ってたんです。でも、元になるデータが自分の書いた記事だから、読み返すとちゃんと「あ、これは俺っぽい」って感じがある。
でも、ここが面白いところで。結局、AIはあくまで「道具」なんですよね。どんな記事を書くか、どんな切り口にするかは自分次第。
たとえば、AIに頼んで記事を書いてもらっても、そこに「自分の視点」や「思い出」をちょっと足すだけで、しっかり自分の文章として仕上がる。
結局、書くことは「自分との対話」だと思う
AIを使ってみて、改めて思ったのは、「書くことって、結局は自分との対話だな」ってこと。
AIがいくら便利になっても、最終的に「何を書きたいか」っていうのは自分の中にある。だから、AIはあくまでサポート役。思考を整理したり、アイデアを膨らませたりするための新しい相棒みたいなものです。
今は、AIを使いながら、昔のブログを書いていた頃の「ただ書くのが楽しい」って感覚を、また思い出しているところ。
この感覚を取り戻せただけでも、GPTsを試してみてよかったなって思います。
これからのブログは、もっと自由に楽しんでいい
最近は、AIと一緒に記事を書いたり、自分の言葉で補足したりしながら、いろいろ試行錯誤しています。「これ、どんな反応になるかな?」ってワクワクしながら書いているこの感じが、すごく楽しい。
もし、「AIって難しそう…」と思っているなら、まずは気軽に触ってみるのもアリだと思います。特に、何か書くのが好きな人なら、きっと「あれ?これ、意外と楽しいかも?」って思うはず。
結局、書くことって、どこまでいっても自分との対話だから。AIを使っても、そこに「あなたらしさ」が残るなら、それはちゃんとあなたの文章になるんじゃないかなと思います。
ってここまでAIに書かせてみたけど、どうですか?
思った以上に普通に読めるよね。すごい。