先日、あちこちオードリーでサバンナの八木さんが面白いことを言っていた。
「30歳の時に、勝間和代さんの本を読んだら『文章を書くには毎日エッセイを書きなさい。慣れてきたら400字からどんどん量が増えて長い文章を書けますよ』と書かれていたので、信じて30歳から始めた」
特にどこかに連載しているわけでもないのに、毎日エッセイを書いているらしい。
そして、そのおかげでエピソードトークが上手くいくようになって笑いがとれた、と話していた。
これだけ聞いたら、「八木さん変な人だな〜」という笑い話で終わる。
でも、よく考えてみたら、すごくない?番組でも笑いにまぶしていたけれど、僕は割と本気で感動したし、すごく希望を持てた話だった。
1回やり出したら辞められない性分というサバンナの八木さん。
ひょんなことがきっかけで始めたことが習慣になり、今も続けているらしく朝起きたらSHOWROOM配信をしたりエッセイを書いたり、未確認生物のイラストを書いてインスタにアップしているとのこと。
そんな特性がきっかけで勉強を続けた結果、国家資格のファイナンシャル・プランニング技能士1級の資格を取得して、今金融のプロとして講演会に引っ張りだこというから凄い。
また面白いのが、本人はa楽しんでいるかといえばそうでもないらしく、どちらかというと義務感でやっているとのこと。
でも、モチベーションに頼るのではなく、工夫をしながらやることを淡々と続ける。その結果、色々な成果がついてきた。
そういう点で大人の学びを素敵に実践されてる方だなあと思いました。
番組の中で、八木さんはエッセイがきっかけでトークで笑いがとれたことがとても嬉しかったらしく、力強くこう言っていた。
練習すれば笑いはとれる、と。
今はコスパだ、タイパだ、とかく、早く効率的に成果を求めようとする傾向にある。
もちろん、自分にとってそこまで必要でないものは、それでもいいのかもしれない。
けれど、本当に欲しいものに関しては愚直にやろう、と。今やっていることは間違っていないんだと力をもらいました。
ちなみに八木さんが毎日1つ考えてアップしている未確認生物。なんと図鑑にもなっているそう。
興味ある人はぜひ。
それから、あちこちオードリーの回もまだTVerで配信されているので、もしよければ。