どうも。よざっちです。
2022年3月25日から4月8日までの2週間、ずっとやってみたかった『鉄道で日本を縦断する旅』をしてきました!
実は4年前にも20代最後の記念としてチャレンジしたのですが、お金と時間の都合で埼玉県は大宮駅で断念。
そんな前回の旅も踏まえて、今回は10日間南の始発駅鹿児島県「枕崎駅」から北の終着駅北海道「稚内駅」までの日本縦断旅行をしてきました。
青春18きっぷでの日本縦断旅行3日目。
3日目にして、やっと九州を抜けて本州へ。この日は福岡県の博多駅から岡山県の岡山駅までの移動でした。
実は前回の旅で、記念すべき30歳の誕生日を迎えた場所でもある岡山。
あれから4年。当時とどう変わったのか。
それを確認しに行くような、昔の自分に会いに行くようなそんな気分です。
博多駅 06:31(鹿児島本線) 〜 下関駅 08:41(山陽本線)
3日目は福岡県は博多駅からスタート。
九州一の大都市だけあって、この時間でも駅には人がたくさん。
さすがに満員電車ほどではないですが、人も電車の本数も多いので、感覚的には旅というよりも通勤の気分です。
ここから約2時間移動して北九州の小倉へ。
車窓から見える風景は特別目立ったものはないですが、ひとつだけ気になるのが『スペースワールド』
2018年1月に閉園しているので、スペースワールド自体はなく駅名だけ残っている形。
10年以上前、大学生の頃に絶叫マシーン「ザターン」に乗りに友達とスペースワールドに来たっけ。
当時、九州で遊園地といえば『スペースワールド』か『三井グリーンランド』だった気がする。
それ以外にも、修学旅行や昔付き合っていた彼女と遊びに来たり、結構思い出のあるスペースワールド。
園はなくなっても、駅名に残っているのは嬉しいような。少し寂しいような。
小倉まで来ると、九州脱出はもう目の前。
ここから下関行きの電車に乗り換え、いよいよ本州に上陸です。
門司から下関。九州から本州へ。
前回の旅は何も知らなかったので九州から本州に渡る際に大きな橋でもあるのかと思い、ワクワクしながら外を見てました。
途中トンネルに入って暗闇の中をしばらく走りトンネルを抜ける頃には、もう本州で心底ガッカリしたのを覚えています(笑)
今回は2回目なので勝手にワクワクしてガッカリすることもなく、席に座ってぼーっと外を眺めながら本州上陸。
そういえば途中、止まる時に一度車内の電気が消えるのだけど、あれは九州の電車と本州の電車で何かを切替しているんだろうか。
気になる。
トンネルを抜けると、あっという間に下関駅に到着。ここからはJR西日本の管轄になります。
下関駅はホームから海が見えるので、とても心地がいい。
乗り換えの間隔が短いので駅から出ることは叶いませんが、ちょっとだけ駅の中を散策。
ラッキーなことに特急「みずかぜ」が停車していたので、写真をパシャリ。
深みのある緑色の車体。フォルムもかっこいい。
いつかこういう特急列車に乗りまくる旅もしたいですね。
ホームを出て改札に向かう途中にフグの提灯を発見。さすが山口。
可愛いので、これ1個家に欲しいなぁ。
下関駅 08:50 〜 岩国駅 12:15(山陽本線)
ここからは長らくお世話になった鹿児島本線から山陽本線に乗り換え。
山陽本線では国鉄時代の車両がまだまだ現役で、今時の車両と比べるとシンプルだけど趣があって好きです。
昔ながらの車両に揺られながら、今日の目的地の宮島へ向かいます。
この下関から宮島までの区間は、海が見える場所が多くて車窓からの景色が楽しい区間でもあります。
こちらの写真は大畠駅。ホームの向こうに海が見えるのがとても気持ちいい。
他にも以下の2区間は、晴れた日に走るととても心地のいい区間。
- 下松駅〜光駅間
- 大畠駅〜南岩国駅間
見える海も下松駅〜光駅間で見えるのは周防灘で、大畠駅〜南岩国駅間で見えるのは瀬戸内海、同じ路線でも違います。
鹿児島からスタートしたこの旅で、海沿いを走る路線はいくつかあったけれど、こんなに間近に海を感じるのはここが初めて。
沖縄では決して味わうことのできない「海沿いを走る電車に乗って車窓からの景色を楽しむ」
これも鉄道旅の醍醐味のひとつです。
岩国駅 12:25 〜 宮島口駅 12:47(山陽本線)
車窓からの景色を楽しんでいると、あっという間に岩国駅に到着。
ここまで来ると宮島はもうすぐ。電車を乗り換えて、宮島へのフェリー乗り場がある宮島口へ。
4年ぶりの宮島口駅。宮島への玄関口ということもあって、駅前には土産物屋がたくさん。
せっかくなので人形焼を買ったら、お店のおばちゃんから「これも食べて」と餡いりと餡なしを1個ずつオマケでもらいました。ラッキー。
フェリーに乗って『宮島』へ
宮島口駅から宮島へ渡るフェリーは、青春18きっぷを使えば無料で乗船可能。
4年前の旅でも一度宮島を訪れているのですが『せっかく無料なんだから、とりあえず行っとこう!』ってなわけで、宮島口駅から徒歩3分のフェリー乗り場へ。
ここからフェリーに乗って宮島へ向かうんですが、なんと4年前に来た時と見た目が大きく変わってました。
地元の特産品を取り扱ったショップやカフェが入った、なんともおしゃれな建物に。
ローカル臭漂う4年前の乗り場もあれはあれで結構好きだったんですけどね。
同じ旅程を辿っても、月日の流れを感じます。
前回も乗った、フェリー『みやじま丸』
精神が中2なもんで、これを見るたびに「マジ病み…」って文字が脳内をよぎります。
抑えきれず、思わずツイートしました。反省。
宮島の鳥居は工事中
フェリーで約10分、束の間の船旅気分を味わって宮島に到着。
賑やかなお土産通りがあって、
そこをシカが普通に歩いていて長閑で、
でも荘厳な雰囲気もあって、
歩いて、そのいろんなものが入り混じった空気を感じるだけで何とも楽しい。
ひとつ前回と大きく違っていたことといえば、鳥居が工事中だったこと。
工事中のため、鉄骨の足場に覆われてその姿は全く見えず。でも、逆にこの状態の方がレアかも。
潮が引いている時間だったので近くまで歩いて行けました。
ちなみに前回来た時はこんな感じ。天気も相まって美しかったのを覚えてます。
前回訪れた際にある程度見て回ったので、今回は観光もそこそこに宮島の食と雰囲気を楽しむことに。
広島の地ビール。
焼きガキ。
名前を忘れたけど、なんかのかまぼこ。
あと写真撮り忘れたけど、焼きたての人形焼とか。
とにかく食っては飲んで、飲んでは食ってした後、シカのそばで海見ながらボーっとしてました。
あれなのね。
シカもネコみたいに香箱座りするのね。発見。
宮島口駅 16:44 〜 三原駅 18:47 〜岡山駅 20:20(山陽本線)
宮島を堪能したら、あとは今日のゴール岡山を目指すのみ。
前回の旅では広島で一度降りて、原爆ドーム見学と広島風お好み焼きを食べたのですが、今回は時間の関係上パスしました。
外も暗くなってきて景色も見えなくなると、やることもないので車内で読書しながらひたすら電車に揺られます。
日頃なにかと焦燥感に駆られてしまう自分としては、この”暇を潰すことしかできない”時間は割と安心感があって好きです。
今日のゴール、岡山駅に到着しました。
今日のゴール岡山県岡山駅に到着。
駅に到着した頃には、空は真っ暗。完全に夜。
確か4年前の30歳の誕生日に来た時もこんな感じでした。いや、当時を思い出しますね。
駅前の桃太郎御一行の銅像も健在!
4年前に来た時にも寄った岡山のローカルコンビニ、ら・む〜マート!
4年前と変わらない街並みに一気に当時の記憶が蘇ってきましたが、30歳の誕生日を迎えた名もなきネカフェは潰れたようでありませんでした。残念。
せっかくなら4年前と同じ場所でと思ったのですが、今回はちゃんとしたホテルに泊まることに。
明日は週に一度のお仕事日なので、先に進まず岡山に滞在。一度倉敷とかも行ってみたかったので、時間ができたら行ってみようかしら。
思えば4年前は旅しながら、パソコン1台で仕事しているなんて想像もしませんでした。人生分からないもんですね。
おい、4年前の岡山にいた俺!4年後には旅しながらお仕事して、ちゃんとしたホテルに泊まれてるぞ!
3日目
移動駅:博多駅〜岡山駅
移動時間:約6時間30分
本日の宿は『ホテルアベストグランデ岡山 なごみの湯』
というわけで、3日目は福岡県博多駅から岡山県岡山駅までの移動でした。
今回の宿は岡山駅から徒歩3分のホテルアベストグランデ岡山 なごみの湯。
綺麗なラウンジに、ウェルカムドリンク。他にも大浴場やトレーニングルームもついていて、とても快適なホテルです。
4年前の誕生日に寝泊まりした、壁がうっすいネカフェとは大違い。
部屋は一番安い部屋にしたのですが、寝るだけなので問題ありません。
今日はここでゆっくり休んで、明日はお仕事&倉敷観光を楽しみたいと思います。