「時間がない、というのは言い訳です。」的な言葉ってよくあるじゃないですか。
あれ、頭では理解できるんですけど、どうも心がついてこなくってですね。
そういう話をする時、よく”スキマ時間を上手く使え”っていうじゃないですか。
でも、あれ心をすごく削られるような気がするんですよね。僕だけですか?これ。
スキマ時間と名付けられたことによって、生活の余白だった時間が有効活用する”べき”時間に変わってしまった気がするんです。
本来はね、ちょっと一息つけるような生活の余白だったと思うんですよ。
別にダラダラしてもいいし、それを使って有意義なことしてもいいし、ぼーっとしてもいい。
でも、”スキマ時間”と言われると、なんだか有効活用できないと悪いことしているような、自分はダメなやつだと言われているような気持ちになる。
これがもう息苦しくて息苦しくて。
一時期頑張ってたんですけど、寝る時以外ずーっと走っているような気分になって病んでしまいました。
スキマにぴったりハマるようなタスクをこなして、テトリスみたいに全部やるべきことが消えるならまだしも、効率化して数多くのタスクをこなした先に何がありますか。
ゆとりのある時間?やりたいことをやれる時間?
それなら、そもそものタスクを減らす方向で考えてはいけないものなんでしょうか。
こんなことを言っていると仕事ができるサラリーマンになれないんでしょうけど、ふと、はしかよこさんの「生活をサボるな」という言葉が思い出されます。
https://note.com/kayoko_coco/n/n909fd2072799
なんだか今の俺は生活をサボっているような気がします。