最近ドラマ「お耳にあいましたら。」にハマっています。
ストーリーをざっくり説明すると、主人公の女の子が、自分の大好きなチェン飯(チェーン店のご飯)を紹介するためにポッドキャストを始める話。
脚本がやしろ本部長ことマンボウやしろさんということもあって見始めましたが、さすがラジオスター。セリフの端々にラジオの魅力や愛が詰まっていて、ラジオ好きの僕としては頷くことばかり。
その中でも主人公がポッドキャストを始めるきっかけになった、以下のセリフは心に刺さりました。
「何かを好きになる感情っていうのは、言葉にして誰かにちゃんと伝えないと心がマヒしてしまうらしい。要するに好きなものがあるのに、長い間ずーっと誰にも言えないでいると、心が感動する必要性がないっていう風に判断して何かを好きって感じることすらやめてしまうんだって。」
お耳に合いましたら。第1話より出典
脚本を書かれた、やしろ本部長はラジオ「スカイロケットカンパニー」の放送内で、
「主人公が行動する理由付けの為に嘘をついてしまった」
と話してましたけど、これあながち嘘でもないんですよね。
仕事のために大好きなゲームも断ち、がむしゃらにアイドルとしての活動をしていた、元でんぱ組.incの最上もがさん。
すると、「好きなことをする時間が日常から消え、何を楽しみに生きてるんだっけ」となってしまったそうです。
そんな時、意識的に「趣味の時間」を取り戻していったら、「楽しい」って感覚を取り戻しめっちゃ前向きになったとのこと。
今、まさに僕が「何を楽しみに生きてるんだっけ」状態になってまして、振り返ってみると仕事に直結しないからと趣味の時間を減らしていました。
もしかしたら、心がマヒしているのかもしれない。
ちょっとずつでもいいので、好きをしっかり言葉にする、味わう時間が大事なのかもしれません。
そういった時間を取り入れていこうと思います。