先日、人生で初めてネイルをしました。
といっても普通のネイルとは少し違うのだけど。
プリネイルという爪専用のプリンターを使用したネイルで、なんとスマホの画像をそのまま爪にプリントできるというもの。
ウケると思って、ネタとしてその場で自分の顔写真を撮って親指にプリントしたのだけど、舐めていました。
いくら綺麗にできると言ってもたかが知れている、と。
写真なんてそんなに綺麗にプリントできないだろう、と。
甘かった。
なんてこった。
ものすごく綺麗にプリントしてくれちゃってるじゃないか。
その精巧さたるや、スマホのカメラがしっかり顔認識してくれるほど。
なに?プリネイルすごくない?
恥ずかしい。これは非常に恥ずかしい。
ネイルするまで気づかなかった。自分の手の指って意外と目につく。
例えば飲み物を飲もうとする時。
駐車料金を払おうとする時。
Twitterを見ている時。
何をするにも親指の上の俺がこちらを見てくる。
やめろ。こっちみんな。
これは恥ずかしい。
男がネイルするだけでも変な目で見られかねないのに、しかもそこに描かれてるのは自分の顔。
イケメンならまだしも、そうでもない自分の顔を爪にプリントしてるなんて、ナルシシストと思われかねない。
最初は面白かったものの、数時間もすると割と後悔。もっとかっこいい柄にすればよかった。。
しかし、人間の慣れとはすごいもので3日もすると自分の爪に自分の顔のネイルがあることにも慣れてくる。
そこで初めて気が付いた。
ああ、ネイルって自分のためのオシャレでもあるのか、と。
服装や髪ももちろん自分のためのオシャレではあるけど、自分ではなかなか気軽に見られない。
その点、爪は常に目につく。
今はそこにあるのは自分の顔だけども、これが自分の気に入ったデザインのものなら、確かにテンション上がるだろうなあ。
すぐ目につくところに自分のテンションが上がるものがあるという素敵な暮らし。
なるほど。だから、女性はネイルをするのか。
そう考えると、女性にとってのネイルが男にとっての腕時計だったりするのだろうか。
男性向けの時計雑誌は見たことあっても、女性向けの時計雑誌ってあんまり見たことない気がする。
しかし、僕は腕時計にそこまで興味がないので、どちらかというとネイルの方が面白そう。
男でもカッコいいネイルってどんなものがあるだろうか?もしくはネイルで遊べないか?
爪に名刺情報をQRコード化して、プリントしたらどうだろう?エアー名刺を差し出しながら、爪のQRコードを読み取ってもらうとか楽しそう。
妄想ばかりがふくらみます。