すなばこーずLTで話した内容の中編です。
前回の記事はこちらから。
今回はプログラミングスクール卒業後、実際にWEB制作会社で働いて感じた事とについて話そうと思います。
実際に働いてみて感じた事
1.ググる時間を決めること
プログラミングを学ぶにあたって、自分で調べて実行する自走力が求められます。
そのため、スクールではすぐ質問するのではなく「分かるまで自分でググりまくる」ことをまず習慣づけられました。
しかし、現場で大事なのは「成果物を納期までにきちんと納品すること」です。これは絶対。
当たり前っちゃ当たり前なんですが、これ意外と忘れてしまうんですよね。
ましてや、僕の場合は各担当1人しかいないので、頻繁に聞いて先輩の仕事を止めるわけにもいかず、自分で抱え込んでしまうことが多々ありました。
どの程度まで調べたら質問するか?の線引きをある程度決めて、それ以上かかるようなら聞く。
もしくは、まとめておいて業務時間外に調べる。
ただでさえ、作業で時間がかかるので、調べもので時間をかけるわけにはいかないと思います。
2.お客さんに価値を提供するにはどうしたらいいかを考える癖をつける
これもスクールで散々言われてきたことなのですが、あくまでクライアントに価値を提供する為の手段のひとつとしてプログラミングがあるということ。
これを忘れちゃいけないんですよね。
技術が未熟なため、そこに捉われてしまいがちだったんですが、お客さんに価値を提供するにはどうしたらいいか?
もっと言えば、稼がせるためにはどうしたらいいか?を考えることは常に問い続けなきゃいけないと思います。
でないと、単なる作業員で終わってしまうような気がします。こわい。
3.人のコードを見るのはめちゃくちゃ参考になる。
人の書いたコードを見るのって、めちゃくちゃ勉強になります。
独学から実務未経験でフリーランスなんて発信をよく見かけるけど、あれって相当学習してる人じゃないと厳しいんじゃないかなと思います。
「とりあえず形になればいいや」とコードを書くのと、「管理しやすい構造」でをコードを書くのでは天と地ほどの差があります。
前任者が作成したサイトの修正を行う時に、その見やすさに驚きました。
自分以外の人が書いたコードを読み解く。これだけでとても大きな経験になります。
ちなみに今現在、入社当初に自分が書いたコードに苦しめられ、身をもって実感しているところです(笑)
少しは成長できているんでしょうか。。
4.自分がWEBを使って何をしたいのか考える。
元々、時間と場所に縛られない働き方をしたいという思いで始めたプログラミング。
でも、それはあくまで結果でしかないということを現場に入って知りました。
プログラミングは魔法じゃない。
学んだからどうにかなるものではなく、それを使ってどう相手に価値をできるかが結局のところ、すべてなわけです。
コーディングだけできるやつなんて腐るほどいました。しかも、皆自分より上手い人ばかり。
もちろん、一定水準のスキルは必要ですが、自分は何を達成したくて、そのためには何を学ぶ必要があるのか。どこに行くべきなのか?
制作なのか、開発なのか。
デザインなのか、マーケティングなのか、はたまたライティングや写真撮影のスキルなのか。
やってみないと分からない部分はありますが、それでもある程度方向性は決めておいた方がいいかと思います。
まとめ
というわけで、甘々な考えで現場に入った人間のイチ意見でした。
現場によって状況は違うと思うので、あくまで話半分に聞いてもらえれば。
ですが、「プログラミングは魔法じゃない」はスクールで散々言われ、現場に入って実感したことでこれは間違いなく正しいと思います。
結局、それを使ってどうしたいが大事な部分で、むしろそこがしっかりしていたら多少の技術の拙さなんて取るに足らない事なんじゃないかなと思うようになりました。
せっかく頑張って学んでいるのだから、スキルを活かして楽しく働きたいですよね。
ミスマッチをなくすためにも、今一度自分としっかり向き合ってみる時間をもつといいかもしれません。