寄席に行って落語を楽しもう!初めての人のための新宿末廣亭体験レポート!

最近、ドラマや漫画、映画などでブームの落語。

巧みな話術と細やかな仕草や表情で見る人を魅了する落語は今も昔も変わらず人々から愛されています。

そんな落語がいつでも楽しめるのが寄席です。

そこで今回はこの前僕が行った新宿末廣亭を例に寄席についてご紹介したいと思います。

是非、少しでも興味がある方が一度寄席に遊びに行ってみてくださいね(^^♪




新宿駅の東南口から徒歩7分の位置にある新宿末廣亭。

JR新宿駅の東南口を出て歩くこと約7分。

高層ビルが立ち並ぶ新宿の街の中に、突如としてあらわれる昭和の香り漂う寄席が。

こちらが新宿末廣亭です。

この新宿末廣亭周辺はどこか周りと違う雰囲気が漂っていて、昔ながらのレトロな洋食屋さんやスナック、立ち飲み屋さんなどが軒を連ねています。

落語を聞いた後に飲み屋で一杯なんてのもいいかもしれませんね!

 

朝は静かですが、

夜は寄席帰りのお客さんで賑やかになります。

ちなみに新宿末廣亭から一番近い駅は東京メトロ丸の内線「新宿三丁目駅」

なんと末廣亭まで徒歩1分という近さです。ですが、JR「新宿駅」からもそこまで遠くないので、アクセスしやすい駅から行くといいと思います。

予約不要!ふらっと立ち寄れる気軽さが寄席の魅力!

新宿末廣亭には予約はありません。

当日、窓口で入場券を買えばすぐに入ることができる、これが寄席の大きな魅力です。

寄席は基本的に毎日行われていて、構成は昼と夜の2部構成。

寄席のプログラムは10日おきに組まれていて、

  • 上席(1~10日)
  • 中席(11~20日)
  • 下席(21~30日)

と、それぞれプログラムが異なります。

外にプログラムが貼り出されます。

外には今日の出演者と演目が書かれています。

開演時から見てもいいし、自分の興味がある演目のところから見ても構いません。

自分の好きなタイミングで楽しめるのも気軽でいいですよね。

椅子席か桟敷席か好きな方を選ぼう!

建物内は正面に演者が立つ高座があり、その前に映画館のように椅子席があります。

ふかふかの椅子にどっかと腰かけて真正面から落語を楽しみたいという人はこちらがオススメです。

席も自由席なので、好きな場所に座ってOK。

最前列は手を伸ばせば落語家さんに届くほど近いので、空気感や細かな変化まで楽しみたい方は前の席に座ってみると楽しいかも!

画像はイメージです。

また両サイドには畳敷きの桟敷席があります。

桟敷席がオススメなのは畳の上で足を伸ばしてまったりと落語を楽しみたいという人。

手前の方にはカウンターのような場所もあるので、食事をする人は桟敷席の方が過ごしやすいかと思います。

桟敷席は裏側に通路があるので、周りの人に気兼ねなく途中席を立ったりしやすいというのもメリット。お手洗いが近くて気になっちゃう人とかはいいかもしれませんね。

また桟敷席では高座を正面からではなく斜めから見るので、椅子席とはまた違った角度で落語を楽しむことができます。

僕は今回桟敷席から落語を楽しんだのですが、実際に座ってみて面白いと感じたのは会場全体を見られるところ

お客さんの反応や、会場全体の空気みたいなものも感じられるので、それを受けて落語家さんがどう返すのかなど演目以外にも楽しみどころがあります。

例えば、お客さんの反応ありきの笑いや、観客と演者のやり取りは客席も見渡せる桟敷席の方が楽しみやすいかも。

ただ、デメリットを言うとすれば長時間見ていると腰が痛くなってくる点でしょうか。

今回僕は17~21時までの夜の部を始まりから終わりまで見たのですが、腰に結構負担がかかりました。

座布団はあるんですけどね。(画像はイメージです)

もちろん、それは椅子席も同じですが長時間見るつもりでいるならば椅子席の方が快適かもしれませんね。

あとは明確な席があるわけではないので、混んでくるとギュウギュウになってしまうところ。

どちらもそれぞれメリット・デメリットがあるので好きな方を選んでみてください!

一度入場すれば落語や漫才が楽しみ放題!

寄席の魅力というのは一度入れば見放題というところ!

時間で料金が決まっているわけではないので、一度入れば劇場を出るまでずーっと見られます!

なので、好きな落語家さんが出る時間を狙ってピンポイントで見に行ったり、逆に1日フリーだから全部楽しんじゃおう、なんてことも可能。

大まかなタイムスケジュールがあるので、予定も組みやすいです。

もちろん、どちらも料金は同じなのでコスパ的には長時間見た方がお得ではあります。

ですが、その日の自分の都合で柔軟に楽しむことができるのが寄席の魅力でもあります。

落語以外にも漫才、紙切り、太神楽など様々な演目が見られる!

あまりなじみのない人からすると寄席=落語というイメ―ジが強いかもしれませんが、寄席で行われる演目は落語だけではありません。

落語以外にも色物と呼ばれる、喋りではなく曲芸のような見せる芸も行われます!

落語のような聞かせる話芸だけではなく、見て楽しむ芸能もたくさん楽しめるのが寄席なんです!

江戸曲独楽。

今回僕が見たのは漫才、紙切り、太神楽、粋曲の4つ。

  • 漫才→言わずもがな二人の会話の掛け合いで笑わせるお笑い。
  • 紙切り→紙とハサミを使い即興で切り絵をつくります。
  • 太神楽→いわゆるジャグリングのような曲芸。昔で言う「染之介・染太郎」
  • 粋曲→三味線を弾きながら詩を唄います。都々逸など。

中でも、紙切りが度肝を抜かれるほど凄い!

ものの数分でただの白い紙切れから、まるでイラストで描いたかのような綺麗な切り絵をつくります。

しかも、ただ切るのではなく、軽快なトークも交えながら体を揺らして「魅せつつ切る」んです。

見たことない人にはイメージがしにくいと思うので、参考までに動画を載せてみます。

紙切りではお客さんからお題をもらい、その場で即興で切り絵をつくります。

なんと、お題をもらってから早い時で1分、時間がかかっても3分以内には完成します。

そして、その早さもさることながら凄いのはその絵の構成!

お題を出す人は、だいたい無茶苦茶なお題を振るんですが、しっかりとそのお題が伝わるような構図の切り絵をつくるんです。

その構図を考える時間も込みで、あの早さ。頭の中どうなっているんだろう。本当に凄いです。

早めに行けば見習いである前座の落語も聞くことができます。

基本的には昼の部、夜の部と2部構成の寄席。

ですが、開演前に寄席に行けば前座と呼ばれる落語家の落語を披露しています。

もちろん二つ目や真打の方に比べると、これからというところですが、将来の真打を探すつもりで聴きに行っても面白いかもしれません。

現に僕が行った時も前座の落語を熱心に見ている、おっかけのような方がいらっしゃいました。

推しメンならぬ推し落語家なんてのを作ると、より楽しめそうです。

食事をしながら落語を楽しめる!

そして、これまた寄席独自の文化ですが、演劇などでは御法度の食事をしながらの観賞が寄席では出来るんです。

新宿末廣亭の近くには新宿伊勢丹があるので、そこで弁当を買っていってもいいですし中で販売も行っています。

幕の内弁当

美味しい食事を楽しみながら、目の前で繰り広げられるお笑いを生で楽しむ。こんな贅沢ができるのは寄席だけじゃないでしょうか?

また、新宿末廣亭ではNGですが、上野の鈴本演芸場ではお酒を飲んでもOK!

上野の鈴本演芸場

お酒を飲みながら、落語が楽しめるなんて最高じゃないですか。

しかし、酔った客が落語家に野次を飛ばしたりすることはないんですかね?もしかしたらそれも上手く拾って笑いに変えちゃったりするんでしょうか?

それも含めて楽しそうですよね。

日本の舞台芸能の中でもお酒や食事を楽しみながら見ることができるものは中々ないので一度は体験してみてもいいかも!

思いっきり笑いたい時は新宿末廣亭へ!

ふらっと気軽に行けて、初心者でも楽しめるエンターテインメント、寄席。

例仕事で理不尽なことがあってストレスが溜まった時、急なドタキャンで予定が空いてしまった時、いつでも寄席はここにあって僕らを迎え入れてくれます。

どんなにしかめっ面の人も笑顔になってしまう笑いのプロの巧みな話芸、お客さん同士の温かい空気。

寄席を出る頃にはその日あった嫌なことも忘れて、スッキリ晴れ晴れとした気持ちになる。それが寄席の素敵なところだと思います。

 

この新宿末廣亭周辺はどこか周りと違う雰囲気が漂っていて、昔ながらのレトロな洋食屋さんやスナック、立ち飲み屋さんなどが軒を連ねています。

落語を聞いた後に飲み屋で一杯なんてのもいいかもしれませんね!

関東近郊にお住まいの方、もしくは旅行や仕事で都内に来た方は是非一度新宿末廣亭へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

新宿末廣亭に行った時のラジオはこちら。

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ABOUTこの記事をかいた人

よざっち

神奈川生まれ、沖縄育ちの30歳。 中学・高校時代は卓球部で汗を流し、大学時代はサークルでミュージカルに熱中していました。 今はイベントスタッフと書店員の仕事で生計を立てるフリーター。 トラベラーズノートやほぼ日手帳などの手帳も大好きです。   >>詳しいプロフィール >>よざっちの欲しいものリスト