
昨日たまたま聴いていたラジオのテレフォン人生相談で個人的にショックな気付きがあったのでメモ。
相談者は64歳の女性で、相談内容はもう関係が切れた恋人の男性に執着してしまい何もできないくらい辛いというものだった。
子供もいるのに、その年齢で10代20代の燃えるような恋愛感情を抱いていることも衝撃的だったのだけど、さらに衝撃的だったのが、相談に対する返答。
それはもう本物の恋愛じゃなくて、恋愛の形をした自己愛だと。
どういうことかというと、
恋人との関係はとっくに終わっている。だけど、まだ繋がってると思いたい。
だから、第三者に過去の辛かったことを話して、悲劇のヒロインを演じることで「怒りや悲しみ」をもってして、その元恋人と繋がってる気になっている、ということらしい。
そして、その事に相談者本人が気づいていないから、追えば追うほど元恋人とのズレが大きくなってしまう。
そういった趣旨のことを話されていたのだが、これを聴いて、似たようなことがもしかしたら恋愛以外にもあるかもしれないと不安になった。
もう既に終わったことなのに、自分で過去のことを引っ張り出してきて、それをネタに悲劇のヒロインを演じて苦しんでいる。そして、自分ではそれに気付かず、どんどん落ち込んでいく負のループ。自分で火をつけては消すマッチポンプ状態。
振り返ってみると、思い当たる節がありすぎて怖い。
ものすごい苦しんでるのに、そのループは未来への希望も具体的な解決策も何も生み出さない。
じゃあ何でそんなことをしているのか考えてみると、多分その方が楽なんだと思う。
実際に痛みを伴って解決に向かおうとするよりも、悩んでるフリして悲劇のヒロインである自分に浸ってる方が気持ちいいのかもしれない。
ただ、それでは何も進まない。
あとで取り返しのつかないことにならないように、今は痛くても受け止めるって大事なことなんだなと思う。認めてしまう。
悲しむだけ悲しんだら、あとは痛いけど一歩前へ。
そんな簡単にできたら苦労はしないけど、一歩は無理でも半歩、1cmでもいいから前に進まないといけないなぁ、とそんなことを思ったのでした。
とりあえず自分からネタにするのはやめていこうっと。