だいたい選ばれない人というのは、自分以外の人を認めていないことが多いものです。つまるところ、いつも自分は認められたいと思っている人ほど、選ばれないのです。
松浦弥太郎著「センス入門」より。
いつも自分は認められたいと思っている人ほど、選ばれないのです。
この一文は耳が痛いです。
最近、わずかながらWEBライティングのお仕事をし始めて痛烈に感じる、この言葉。
参入するハードルも低く、自分より文章力が上手い人なんてはいて捨てるほどいるWEBライティングの世界で選ばれるのがどれだけ大変か。
選ばれる自分を意識する。これは最近よく考えるようになりました。
といっても、スキルはすぐ身につくわけでもなく、かといってスキルが身につくまで待っていたら何も始められない。
そこで思いを伝えたら、少しずつではありますが選んでもらえるようになってきました。
無機質なメッセージのやりとりでも、その向こう側にいるのは自分と同じ人間。
そんな当たり前のことも忘れて「一文字いくらで全部でいくら」と金勘定して、「自分はこんな事が出来ますよ」と声高に叫んでも、そりゃ誰も振り向いてくれないですよね。そんな事も見えてなかったのだなぁと反省しきりの日々です。
もちろんお金と効率は大事だけど、技術がないのなら思いを伝えて、それでもしチャンスをもらえたら必死に頑張るしかありません。
その入口が相手を認めること。理解しようとすること。
どんな信念をもって行動を起こしているのか。
それに関して参加したい、何か関わりたいと自分が思ったら、そこで初めて僕が出来ることで何かお役に立てることはないか。
とお声をかけてみる。
この取り組み方は本業ですっかり忘れていた考え方でもありました。
認めるというと偉そうだから言い換えるなら、相手を理解しようとする姿勢なんでしょうか。
「選ばれる自分を意識する」
この言葉を胸に今日もお仕事を頑張ります。