昨日、友人の出演するミュージカルの発表会を観に行ってきた。
あくまで発表会なので技術や演じる力というのはプロとは違うけど、同じ舞台に立った2年前よりも堂々と演じている姿に「すごいなあ」と思うと同時に嫉妬した。
ただ単に自分が止まっていただけなのに、勝手に遠くに行ってしまったように感じて、そんな自分が情けなくなって正直途中から演目どころじゃなかった。
そういえば、この前ヒルナンデスでつるの剛士さんが、産後の奥さんについてのことについて話している時に興味深いことを言っていた。
女の人は子どもを産むと、よりセクシーで素敵にバージョンアップしていく。自分もそこにどう対応していけるか。そこにかかっている。
周りが出産後の奥さんを「女性として見てくれない」「おっぱいがくたびれる」とかいう中、それをバージョンアップと捉えて自分も一緒にバージョンアップしていかないと、夫婦間は上手くいかないというつるの剛士はなんてカッコイイ男なんだろうと思った。
自分をバージョンアップしていく。
楽したいがために、相手を落として「現状維持という名の後退」をするのではなく、自分を高めて対応していく。
きっと友人はこの2年着実に自分をバージョンアップしていったんだろう。
今の自分のバージョンはどうだろう。
iOSだと8.0くらいで止まってないか?
古いバージョンのOSは周りと上手く対応できず、次第に流れから取り残されていく。
自分をバージョンアップしていく。
敵は周りの人間じゃなく、昨日の自分だ。
昨日よりも今日。今日よりも明日。
もう大分遅れているけど、一歩一歩着実に変えていこう。
大丈夫。何かをはじめるのに遅すぎるなんて事は何もない。
そう自分に言い聞かす。