タコス専門店の本格派タコライス！埼玉・桶川駅『チランガバンダ』

美味しいタコライスが食べたい。

そう思って、検索すると出てくるのは大体都内のタコライス専門店ばかり。

今、住んでいる埼玉にも美味しいタコライスが食べられるお店はないかと思って、さらに詳しく調べてみると真っ先に出てきたのが今回紹介する桶川駅の「チランガバンダ」

タコライス専門店ではなく、タコスを専門とするメキシコ料理のお店ですが、ここのタコライスは本格的で美味しかったのでおすすめです。

ＪＲ高崎線「桶川駅」から徒歩８分「チランガバンダ」

JR高崎線・桶川駅から徒歩8分のところに今回紹介する「チランガバンダ」はあります。

今回訪れたのが夜という事もあって、帰宅途中の学生やサラリーマン達であふれる桶川駅の東口。

家路を急ぐ人の波に乗りながら駅前の喧騒を抜け、閑静な住宅街の中を歩いてきます。

「本当にこんなところにお店があるの？」

僕が不安に思い始めた頃、暗く静かな夜道で灯台のように明るく光るお店がありました。

こちらが今回紹介する「チランガバンダ」

隣には赤提灯の飲み屋があるのですが、そちらに比べるとなんだかここだけ異国の雰囲気です。

ちなみに昼はこんな雰囲気。

店内は少し薄暗いムーディな照明で、ＢＧＭもおしゃれです。

地元の人に愛されているお店のようで、店内に入ると常連らしいお客さん達と店のマスターが楽しそうな会話が聞こえてきます。

本場の味！シュリンプタコライスは絶品。

チランガバンダで食べられるのは、エビの入った「シュリンプタコライス」

おしゃれなカフェ飯のそれとも、沖縄のジャンクフード的なものとも違った本格派です。

挽き肉だけど、しっかり粒立ってて肉々しく食べ応えがあるタコスミートに、ご飯はジャスミンライス。

もちっとした日本のお米ではなくて、細長くパラっとしたタイ米を使ったタコライスを食べるのは初めてですが合いますね。

ほのかに香るジャスミンライスと力強いタコスミートの組み合わせはこれだけでも結構おいしい。

ですが、上にかかっているホットソースが加わると味に深みが増します。

辛みや酸味よりも旨みが強いソースなので、辛いの苦手な人でも美味しく食べられる味です。

そして、このタコライスの面白いところが、タコライスで本来チーズがいるべきポジションにサワークリームがのってること。

サワークリームとタコライスを合わせて食べるというのは初めての経験でしたが、結論から言うとアリ。全然アリ。

酸味はそこまで強くなくむしろ少し甘いような気がするけど、タコライスの味がしっかりとしてるのでちょうどいい塩梅。

これはこのタコライスだからこその組み合わせかもしれない。

そして、サワークリームで驚いているところにやってきたのが、パクチーとエビ。

所々で香るパクチーとプリッとした食感のエビがアクセントになって、もうスプーンが止まらない。

色んな香りや食感が何層にも重なっていて、繊細だけど豪快。美味い。

食べ進めるごとに味が変わっていくのが面白いです。

 

ただ１つ、残念なのが量が…少ない。

いや、ほどよい満腹感のちょうどいい量なのだけど、この美味しさはもっと食べたくなる。

『タコライスは大盛りをがっつくジャンクフード』だと思っている僕としては、もっとがっつきたい。

おかわりを頼もうかと思ったけど、タコライス1皿950円。

財布と相談して、また次回にする事にしました。

 

「チランガバンダ」はメキシコ料理のお店なので、タコライスよりもタコスやチリビーンズなどのメニューの種類が豊富。

次回はタコライスと一緒に是非タコスも食べてみたいです。

店舗情報

Chilanga Banda（チランガバンダ）