「いろんな事に興味があって、やりたいことやなりたい職業を一つに絞れない」
「飽きっぽくて1つの事が長続きしない」
こういったお悩みをお持ちの方は結構多いと思います。かくいう僕もそうなのですが。。
これらの特徴は一般的には欠点と捉えられがちですが、実はコレものすごい武器だったというのをご存知だったでしょうか?
そこで今回はそんな特徴を生かして、”自分の好きな事を次々と仕事にして一生食っていく”そんな夢のような方法を教えてくれる本をお福分けしたいと思います。
関連ラジオはこちら。
マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法
今回お裾分けしたいのは「マルチ・ポテンシャライト~自分の好きな事を次々と仕事にして一生食っていく方法~」という本です。
副題がちょっと盛った過剰な感じなので、ちょっと胡散臭く思われてしまうかもしれません。
そこで、この本を読んだ僕なりにかみ砕いて説明すると、
「自分のタイプを知って、自分に合った”やりたい事を全部やる方法”を作り出していく」
という内容です。
一生食っていけるかどうかはその人の努力次第だと思いますが、
やりたい事を1つだけ選んで、あとは全部捨てるなんて嫌だ!
そう思っている人には絶対に力になれる本です。
マルチ・ポテンシャライトとは複数の天職を追求する人たち
本のタイトルにもなっている「マルチ・ポテンシャライト」
日本語に意訳すると「いくつもの事に興味を持って取り組む人」という意味です。
1つのことに長い年月をかけて取り組む「職人タイプ・スペシャリスト」と反対のタイプになります。
世間的には1つのことを長く続ける人の方がすごいとされ、そうでない人は「器用貧乏」や「中途半端」などあまりいい捉え方をされません。
そんな今までネガティブに受けとられていた特徴を、同時に複数のことに興味をもって探求する事ができるタイプの人間と新しく捉え直したのが「マルチ・ポテンシャライト」です。
「飽きっぽい」「器用貧乏」それらは決して悪い事じゃない!
スキル面だけで考えると、たしかにスペシャリストにかなわない場面も出てくるかもしれません。
しかし、複数のことに興味をもって考え取り組める「マルチ・ポテンシャライト」にはスペシャリストにはない視点や発想があります。
例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチは絵画・彫刻・建築・音楽・科学・数学・工学・発明・植物学などさまざまな分野で素晴らしい功績を残しています。
偉大な人物すぎてあまりピンと来ないかもしれないので、もう少し身近な芸能人で例を挙げてみましょう。
例えば、お笑いBIG3の1人ビートたけしは「お笑い芸人で映画監督」ですし、数々の映画で名演技を見せるリリーフランキーは「イラストレーターで俳優」です。
これはどちらが良い悪いという話ではなくて、スペシャリストもマルチ・ポテンシャライトもどちらも必要でどちらも素晴らしい能力の持ち主ということです。
1つのことを続けることが正解とする世界の常識に囚われていたから「ダメ人間」とされていただけで、実はものすごいポテンシャルを秘めているんです。
この事実だけでも、かなり勇気をもらえませんか?
マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法
『やりたい事を全部やる』のに大事なのは自分にあった方法を知ること。
マルチ・ポテンシャライトであることには「仕事」や「経済的な安定」などの不安や問題がついてまわります。
しかし、その問題についてどう対処していけばいいか?
一番最初に僕らが知るべきことは「自分のタイプを知ること」だそうです。
この本によると「マルチ・ポテンシャライト」には4つのタイプがあります。
詳しくは本を読んでほしいのですが、今回はさらに分かりやすくザックリ2つに分けました。
それが、
- 複数のことに同時に取り組む同時進行タイプ
- 1つずつ順番に取り組んでいく順次進行タイプ
です。
このどちらのタイプかによって、やりたいことへのアプローチの仕方が全然違います。
と疑問に思う人もいるかもしれませんが、数ヶ月数年単位で興味の対象が変わる人もこの本ではマルチ・ポテンシャライトとしています。
ちなみにこのタイプのアプローチ法の名前は「フェニックスアプローチ」です。((何度も初心者に戻ってはスキルを身に付けていく成長していく様子から))
カッコよくないですか?(笑)
あなたは一体何というタイプか是非調べてみてくださいね(^^♪
自分のタイプを知り、あなたも「自分がなりたいすべてのもの」になろう。
実際に幸せで経済的にも恵まれているマルチ・ポテンシャライトを例に挙げながら、
- 自分に合ったやりたい事への取り組み方
- 仕事やお金の不安への対処法
などをこの本では教えてくれます。
最近では、2つ以上の仕事を持つパラレルキャリアや、都会と田舎の二拠点を行き来する生活を送るデュアルライフなど、1つの仕事や場所に縛られないライフスタイルに注目が集まっています。
「1つのことだけやってればいい」という考え方はもはや時代遅れ。
自分だけの生産スタイルを見つけて、やりたい事を全部実現していきたいと思います!