何が「面白い」を決めるのはあなたじゃない。だから、あなたの思いをまず発信してみよう。

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(この記事は2018年9月8日にnoteで公開した記事です。)

面白いは「私」と「あなた」の間に生まれる。

上の一文は以前読んだ、とあるエッセイの一文。

誰のだったかな。もし「私です」という人いたら教えてください。

 

面白いは「私」と「あなた」の間に生まれる。

 

そのエッセイがどんな内容かは覚えてないんだけど、この一文だけは強烈に覚えています。しびれました。

 

僕なりにこの一文を解釈すると、

きっと面白さっていうのは、算数でいう公約数みたいなものなのかなぁと思うわけです。

目次

自分が何を持っているかで面白さは変わる。

僕はラップバトルの「フリースタイルダンジョン」という番組が大好きでもう10数回生で収録観覧に行くくらい好きです。

自分のブログにもこんな記事を書くくらいにハマっていたりします。

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だけど、いかにMCバトルが面白いのか、熱いのかを周りの友だちにいくら熱弁しても、

 

「へぇ~そうなんだ」

 

の一言で終わります。

いくら熱弁しても一言で終わる、この悲しさったらないです。

 

一方で、友だちと一緒に観に行って、個人的に「面白くなかった」映画。

だけど、その友達は嬉々としてその映画がいかに「面白い」かを熱弁してきます。

その時、僕は、

 

「へぇ~そうなんだ」

 

では終わらさず、「何でそう思ったの?どこらへんがポイント?」とより相手の話をふくらまそうとします。

ああ、僕ってなんてやさしいんだろう。

 

まあ、冗談はさておき、相手の話をふくらまそうとする、その理由は相手の「面白い」を受信したアンテナをお裾分けしてほしいからなんです。

そのアンテナを借りれば、今まで知らなかった新しい「面白い」が手に入るかもしれない。

多分、面白さって自分が何を持っているかで違うんですよね。

面白いは「あなた」と「相手」の間に生まれる。

例えば、以前「松紳」というテレビ番組で松本人志さんと島田紳助さんが話してましたが、

おふたりは若手のネタを見て、他の芸人が笑わないようなところで笑ってしまう事があるそう。

その理由は「この視点面白いなぁ。(そして自分だったらこうするなぁ)」と、

若手のネタと自分の頭の中にあるものが組み合わさって、それが面白くて笑ってしまうからなんだとか。

芸人として他の人と持っているものが違うから、「見ているものは同じでも、見えているものが違う」んですよね。

 

たとえば、面白いと言われる映画があったとする。

でも、それは映画自体が面白いんではなくて、その映画を面白いと感じる要素が自分の中にあった。

だから、面白い。

そういうことなんだろうなぁと。

 

だから、大ヒットしたりしている映画や音楽などは、それだけ多くの人に刺さる、根源的な何かがきっとあるんですよね。

算数で言うと、きっと最大公約数的なものだと思うんです。

何が面白いかは分からない。だからあなたも発信してみませんか?

さて、長々と書いてしまったけど結局何がいいたいか、というと、

何が面白いか、なんて誰にも分からないから「あなた」の思いを発信しませんか、という事。

僕からしたらめちゃくちゃ面白いのに「私なんて」と言って発信しない人の多いこと多いこと。

発信したくない人を捕まえて「発信しろよ!」というわけではないですよ。

発信したいという気持ちがあるなら、「試しにやってみませんか?」という僕からのお誘い。

 

どんなにヒットした映画でも「どこが良かったの?」という人はいる。

逆にどこが面白いのか分からなかった映画にも「超面白かった!」という人もいる。

同じ人間でも時が経てば、前は「つまらなかった」のが「面白い」に変わる事もあります。

 

「自分」×「相手」=「面白さ」

 

もし、こういう公式があるとするならば、

あなたと「面白い」をつくれる人は必ずどこかにいる。

だから、その人に向けて発信してみませんか?

面白いが生まれた瞬間って多分あなたが思っているよりずっと嬉しいですよ。

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