いけないと分かっていながらも、嫌いな人のことで頭がいっぱいになることがあります。
多分、これは俺だけじゃなくて多くの人が似たような思いをしたことがあるんじゃないかと思うんだけれど。
そんな状態が嫌で、今まで心理学や自己啓発の本をよく読むんですけど、この思考のクセって簡単には手放せず…
自分ってネガティブだなぁと思ってたところに、出逢ったのが今回紹介する本のタイトルでもあるこの言葉。
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」
多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ!?
嫌なそいつのせいで、もう「恋かよっ!」ってくらいこっちは考えてしまっているのに、でも当の本人は俺の事なんか考えもせず、のんきにパフェとか食ってると。
なんか、もう「俺だけイライラしてアホらし」って心が軽くなりました(笑)
著者のJamさんの言葉を借りると、
専門的な本を読んでもピンとこなかったことも「これだ!」って思いました。
って感じ。
こんな風に「人間関係」や「職場」「SNS」「自分」について感じるモヤモヤをひょいっと軽くしてくれる一言をくれる本「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」
もちろん、読んだだけで心の在り方がガラッと変えてくれるわけでもありません。
あくまで、ちょっとした気づきをくれるといった感じですが、そのちょっとした気づきが、実は大きな違いなんだろうなぁとこの本を読んで思いました。
SNSで常に人とつながったり、職場で上司にプレッシャーや嫌味をかけられたりして、心が疲れている人に、症状に対する方法と安らぎをくれるお粥みたいな本。
あと単純に4コマで見やすいし、キャラクターのネコがゆるくて可愛い(笑)
是非、嫌な人や自己否定に振り回されて心が疲れている人におすすめの本です。
個人的に気に入ったフレーズ
会社を出れば、どんなに偉い人もただの人
一番難しいのが、職場での人間関係。
嫌味な上司に、生意気な後輩。そんなのに振り回されて疲れてしまった人への一言。
確かに!その役職とかポジションってその会社の中だけのものであって、その人の人間性そのものと結びついているわけではないものね。
何か嫌な事言われたり、理不尽な事をされたりしても「会社を出たら、ただの人だしな」と思えば必要以上に萎縮もしないのかな、と。
よく会社の外でも、会社の地位を引きづって横柄な態度の人とかいるけど、見てて痛々しいですよね(^^;
役者じゃないんだから、嫌な役は演じなくてもいい
これもめっちゃ
ってなったフレーズ。
組織やグループにいると、その中での力があったり声がデカい奴っていて、そいつに「お前はこういう奴!」って嫌な役を押し付けられたりすることってあるんですよね。
そんな時に周りがフォローしてくれなかったりすると、「ああ、自分ってそういう人間なんだ」ってめちゃくちゃ傷ついて。
そして、それ以上傷つきたくないから、自分で「こういう人なんです」って言ってまわったりしてたんですよね。
でも、別に役者じゃないんだから無理して演じなくてもいい、と。
環境次第でその人の評価なんてコロッと変わるし、なんならそういう評価を「皆に触れ回ってる奴の方が恥ずかしい」まで言ってくれてます(笑)