大事だと分かっていながら、なかなか習慣づける事が難しい家計簿。
お金を稼ぐ事と同じぐらい、お金をどう使っているのか?を知る事って大事。
だけど、家計簿ってなかなか続かないんですよね、めんどくさくて…
そこで今回、今までのやり方とは少し違ったやり方で家計簿をつけてみることにしました。
そのやり方というのが、費目別ではなくお店別で家計簿をつけるという事です。
「お店別なら家計簿をつけるのが楽かも」と仮説を立ててみた。
いつも家計簿をつける時、費目別に分類するのが結構めんどくさいんですよね。
レシート溜まってからだと、ますますやる気が…
そこで家計簿のつけ方をお店別にする事で、家計簿をつける時のめんどくささが減って習慣化出来るんじゃないか?
そう思って、今回試してみる事にしました。
お店別なら計算せずにレシートの金額をそのまま書けばいいからラクじゃないですか。
今まで家計簿のノート自体を色々試しても続かなかったので、そもそもの概念を変えてみました(笑)
これならめんどくさくても続くんじゃないかと。
目的としては、「家計簿の習慣化」と、あわよくば「家計の節約」です。
試してみた方法
2つのポイントだけ決めて今回1か月間試してみました。
そのポイントというのが、
- レシートをお店別に分けておく。
- エクセルで家計簿をつける。
です。
ポケットノートを使ってレシート管理。
今まではレシートを貯めにためてから家計簿をつけていたのだけど、それだと溜まりすぎてウンザリすることもありました。
そこでそれを改善するために、トラベラーズカンパニーのポケットノートを購入。
1日の終わりに財布の中にたまったレシートをポケットノートに移すことにしました。
ポケットが32個もあるから便利なんですよね。
毎日書くと大変なので、ポケットがたまってきたら取り出して、家計簿に記入する事に。
Excelで家計簿をつける。
紙のノートじゃなくて、Excelで家計簿をつけることにしました。
理由としては、
- ブログ執筆のためにPCをよく触るから。
- 計算がラク
という事。
紙でももちろん良いんですが、途中で付け足したり書き直しして、ノートが汚くなるのがどうも苦手で。。
その点、デジタルならキレイに管理できるし、計算の手間も省けます。
そして今回はスタートアップの設定をして、PCを立ち上げたら自動的に家計簿のファイルが立ち上がるように設定しました。
設定の仕方はこちらのブログを参考にしました。
[blogcard url=”https://pc-karuma.net/windows-10-app-startup/”]
これでブログを書こうとPCを立ち上げるたびに家計簿を書くきっかけが生まれます。
これで1ヵ月試してみました。
1か月間やってみた結果
事前の予想通り、費目ごとに分けないと楽という仮説が的中して今のところ順調に続いてます。
と言ってもまだ1ヶ月ですが、今までは1ヶ月保たなかった事から考えてみると、これは成功といっていいでしょう!
他にも実際にやってみて、分かったことも色々ありました。
家計簿の管理がとにかく楽!
お店ごとに項目を作って、そこにレシートの金額を入力していくだけ。
これが想像以上に簡単でした。
流れとしては、
- レシートをお店毎に分けてポケットノートに入れる(毎晩)
- 分けたレシートを見てエクセルに入力(気が向いたら)
気分が乗ってればその都度やるし、溜めてもなるべく週末にまとめて入力するようにしてました。
レシートをお店ごとにポケットノートに分けてたのも良かったです。
気分が乗らなくても、このお店の分だけでも入力しておこう!って気分になってとっかかりやすい。
あと家計簿のExcelが自動で立ち上がるようにしておいたのも効果バツグンでした。
自分の生活スタイルが分かる!
お店ごとで家計簿をつけたことによって、自分の生活スタイルっていうのがおぼろげながら分かってきました。
よほどのことがない限り、自分の生活範囲ってあまり変わらないじゃないですか。
どういう時にどこのお店でどれだけ使っているのか、というのが見えるようになってきたというのはとても大きいです。
例えば俺の場合、いくつか例をあげると、
- 仕事休憩後のマックに注意。
- 夜スーパーに行くと食べきれない量の食べ物を買いがち。
- 駅ナカのコンビニでの会計はSuicaが多い。
とか。
仕事の休憩中にマックでコーヒーを買いながら軽食としてサイドメニューも買ったりしたり。
夜、スーパー行くと、期限が近くてお買い得商品とかあるから多めに買っちゃうけど、明日には持ち越せないから食べすぎちゃったりしてるなあとか。
こんな風に自分の生活スタイルっていうのが分かってきました。
今まで何となくやっていた事がはっきり分かると、行動する時に意識が出来ます。
悪癖のやめ方。悪癖が続いてしまうのは「無自覚」だから。記録に残し、日記に残し、不快さや嫌悪感や罪悪感をしっかり味わうことで、徐々に減らしていける
— jMatsuzaki@ベルリン (@jmatsuzaki) 2018年5月3日
jMatsuzakiさんもこうツイートしてます。確かに今まで「無自覚」だったなぁ。。
自分を研究の対象にするのが楽しい。
これは思わぬ結果なんですが、こうやって家計簿やレシートを元に自分の行動を研究するのって楽しいんですよ。
なんかプロファイリングしてるみたい。
ってな感じで。
これは楽しいかと思うかはもちろん人それぞれだと思います。
だけど家計簿に記入した後もレシートを2週間分とか取っておいて、あとで家計簿見ながらレシートをぼんやり眺めてるだけでもいいんです。
それだけでも何となく自分という人間の生活スタイルがぼんやり見えてきます。
この「ぼんやり」でいいんです。
それがあるだけで普段気をつけようと思うようになるし、対策が立てられます。
ちなみに俺はメモ帳に書いて事あるごとに目を通すようにしてみました。
病院、理髪、日用品の出費は費目毎に分類
お店別で家計簿を付けていくと、月に1〜3回くらいしか行かないお店が出てきます。
たまにしか行かないお店などは逆に費目毎にまとめて分類しました。
これは俺のケースですが、たまにしか行かないお店は外出先での買い物だったり、日用品をまとめて買いに行く時がほとんど。
あと月に1〜3回くらいしか行かない所を全部お店の名前で家計簿につけていると、書く欄が無限に増えていきます(笑)
なので、これはお店別よりも費目別でまとめた方が分かりやすいかなと。
分け方の基準としては、
- お店毎の記録→よく支払うもの(食費、交通費)
- 費目毎の記録→月に1〜3回くらいしか支払わない(家賃や光熱費などの固定費、日用品費、医療費など)
という感じです。
交際費は一切無視。
俺の場合、飲み会とか友達と一緒に遊びに行くのが2週間に1回とかなので、そういった交際費等に関しては家計簿をつけるだけ。
研究対象から外しました。
だって、遊びに行った時くらいは多少ハメ外してもいいじゃん(笑)
もちろん、使い過ぎには気をつけますが、それよりも普段のムダをはぶけたらなと思います。
今回上手くいった要因
今回の家計簿のつけ方が上手くいった要因としては、
- 1つのアクションを分割したこと(レシートの仕分けと家計簿の記入)
- 手数を減らしたこと(費目別の計算を辞めたこと)
- 常に目につく場所に置いたこと(Excelのスタートアップ)
だと思います。
1つ1つ考えてみると、これ習慣化のコツそのものじゃないですか。
習慣化するためには「手間、手数を減らすこと」
これを他の分野でも上手く活かせないか考え中。
傾向と対策は分かったので、これからが本番。
この家計簿の付け方でだいぶ自分の消費の傾向と対策が分かってきました!
ただ、まだ1ヶ月目。先月は家計簿つけてなかったので比較ができません。
今までの出費が多い行動パターンをなるべく控えてるので、先月よりかは節約できてると思うけど…(・_・;
ただ自分のお金の流れ、消費パターンが分かったのは大きな進歩!
今回分かった事を元にしっかりと無駄な出費を減らしていきたいと思います。