映画『レディ・プレイヤー1』を見た感想(ネタバレあり)

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「オアシスは人とつながるゲームだ。」

もしかしたらブログもそうなのかもしれない。

お金儲けのためでも自己顕示欲のためでもなく、つらい現実を共に生きる友達を探すための。

そんな事を思った映画『レディ・プレイヤー1』

笑いあり、涙…は少しあるかな。

面白すぎて2時間半があっという間でした!

ただ、人によっては見るところが違うのかな。

俺にとっては、それだけじゃ片づけられない怖さや切なさなど色々考えちゃう映画でした。

目次

映画の見どころ

見どころについては、もう俺が詳しく書く必要もないくらい色々な方が書いてるので特に書きません。(皆、文章上手くて困っちゃうわ。。)

ただ、ぐるりみち。のけいろーさんの書いた記事の中にあった言葉を借りるなら「日米のポップカルチャーの祝祭のような映画」

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日米の映画・アニメ・コミック・ゲーム・特撮などなどのキャラクターが入り混じった世界観。

特にストーリー終盤の様々なキャラクターが入り乱れて戦いまくるお祭り騒ぎはめちゃくちゃ面白かった!

必殺技が波動拳だったり、ガンダムとメカゴジラが戦ったり、こんなのリアル・スマッシュブラザーズではないか!

あ、映画だからリアルじゃないのか(笑)

アイテム取り出して、メカゴジラやガンダムへ変身するシーンはめちゃくちゃカッコよくて滾りましたね。

自分もそこまで詳しくないけど、元ネタ知らなくても楽しめました!

自分にとってのリアルは現実世界かバーチャルか。

アニメや特撮、ゲームの世界を具現化したワクワクするバーチャル世界「オアシス」と、常に対立して描かれていたのがリアルの世界の大変さ。

金儲けのためにバーチャルゲーム「オアシス」を利用して搾取する側の人間と、貧困で辛い現実から逃げるための「オアシス」にのめり込みすぎてしまう側の人間と。

これはイメージです。

スマホがVRに置き換わっただけで、実はこの映画の世界観は現実にあるものかなと思わせるものでした。正直、最初のシーンは怖かった。。

周りの人に見向きもせず、ゴーグルかけて動き回る人たちの姿。

VRも発展してきたら、遠い未来に実現しそうな世界観。

映画『レディ・プレイヤー1』オフィシャルサイトより出典

すごい楽しそうなオアシスの世界に目がくらみながらも、ストーリー途中に主人公のウェイドに向かってヒロインのサマンサが言たセリフがものすごく心に刺さりました。

「あなたの現実はこの幻の中」

現実を忘れ、何にでもなれるオアシスの世界。

だけど、ゴーグルを外して現実に帰ってくると、そこは狭くて汚いコンテナの中。

映画『レディ・プレイヤー1』オフィシャルサイトより出典

でも本当そう。いくらリアルに見えても幻なんですよね。

スマホ片手に生きてる俺も似たようなものじゃないかと。なんだか自分と重ねてしまい、胸にくるものがありました。

人とつながりたい。ただそれだけだった。

ただ、この映画の素敵なのはバーチャル世界がダメだというだけではないところ。

バーチャルの世界で生まれたつながりは、現実世界でも繋がっていたんですよ。

「オアシス」での仲間が現実世界でのウェイドのピンチに助けに来てくれた時は胸熱でしたね。

オアシスの創設者ハリデーが語っていた「オアシスは人とつながるゲームだ」という言葉。

だから、バーチャルの世界がすべてのようだったウェイドに現実でも助け合う仲間が生まれていたのには思わず声を上げそうになりましたね。

(にしてもダイトウ役の森崎ウィンかっこよかったなぁ。)

ただ切なかったのは一番それを欲しかったはずのオアシス創設者ハリデーが願い叶わずに生涯を終えてしまったこと。

オアシスを巡る物語でありながら、ハリデーの後悔を昇華させるための物語でもあるように思えました。

最後にすべての試練を乗り越えて、ハリデーのところまでウェイドが辿り着いたことが彼にとって救いになったのかなぁ。

(そういえば作者が読者が謎を解いて自分の所に来るのを待つみたいなエピソード、名探偵コナンにもなかったっけ?)

「このゲームで遊んでくれてありがとう」

そう言って去っていく場面では涙ちょちょぎれました。

現実はリアルだ。

いかにリアルでも仮想はあくまでフェイク。

実際に食う美味い飯にはかなわない。

大事なのは生きている目の前の世界なんだと。

ああ~、こんな堅い事をテーマにした堅苦しい映画じゃないんだけど、それでも考えずにはいられないから言わせてほしい。

すべて同じなんだと思うんですよ。

今、手にしているスマホだって。

俺が3年間書いてきたこのブログだって。

お金儲けのためだけのものでもなくて、自己顕示欲を満たすためだけのものでもなくて。

人とつながるためのゲームであったり、ツールであったりするだけなんじゃないかと。

それを忘れてないか、俺。

 

人とつながりたい。

 

そのための1歩を踏み出そう。そう思った映画でした、レディ・プレイヤー1。

にしても、ツイッターで感想とかを見ると、いろいろ小ネタがあったみたいね!

特別ゲームとか詳しくないけど、小ネタ探しながらもう1回みたい。

今度は4dmxとかで見たいね。迫力すごいんだろうなあ。

スタートのカーレースは見ものよね。あれ、もしかしてマリカーとかイメージしてんのかな??

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