ベトナム料理と聞くと真っ先に思い浮かぶのが生春巻きやフォー。
だけど、日本ではあまり知られていないけどベトナムの国民食とも言われている料理があります。
それがバインミー。
ドトールのミラノサンドに見えなくもないけど、正真正銘ベトナム発祥のサンドイッチ。
僕は本日のバーガーというマンガで初めてその存在を知ったのですが、ベトナムでは屋台で売られていて気軽に食べられるファーストフードだそう。
ここ最近、日本でも専門店が増えてきて知名度が上がってきているバインミー。
エスニック感満載のサンドイッチは、一口食べればベトナム気分。
特にパクチー好きにはたまらない逸品です(^^♪
バインミーとは?
ベトナム語で「パン」を意味する言葉で、柔らかいフランスパンに様々な具材を挟んだベトナムのサンドイッチ。
かつてフランスに植民地支配されていたという歴史を持つベトナム。
その影響かフランス文化が残るベトナムではフランスパンが屋台などで普通に売られているそう。
しかし本場のフランスパンと違って、そこまで固くなく外はサクッと中はふわふわなところ。
そんなパンにハムやレバーパテ、焼き肉、揚げ魚などの様々な具材を挟んだサンドイッチがバインミーです。
元はフランスの食文化でも今やベトナムの食文化・食生活に完全に入り込んでいて、独自の進化を遂げています。
恵比寿駅のバインミー専門店、エビスバインミーベーカリーで実際に食べてみた。
今回行ったのは、恵比寿駅の東口から徒歩3分のところにある「えびすストア」
その中にあるEBISU BANHMI BAKERY(エビスバインミーベーカリー)に行ってみました!
2017年8月にオープンしたこのお店はなんでも日本で初めて出来たバインミー専門店だそう。
いろいろな種類のバインミーがあって、迷います。
ただパティとなる具材にはいろいろバリエーションがあるけど、一貫しているのは、
- なます
- パクチー
が入っていること。これが「バインミー」らしさみたい。
今回は牛すじ焼肉のバインミー(630円)を注文。
たくさん入ったパクチーの向こうに確かに見える、なます。
なますと聞くと、弁当の漬け物か居酒屋のお通しぐらいのイメージ。これをハンバーガーにいれるとどうなんだろう?
早速、一口。
パンはたしかに普通のフランスパンと違って、むっちりとした感じ。
なんだろう。フランスパンとコッペパンの中間くらい?
中にはゴロっと入った牛すじ肉にチリソースがかかっていて、ピリ辛で美味しい!
気になるなますは、そのピリ辛なところに甘酸っぱさとシャキシャキとした食感を加えてくれる。合うじゃん。
そこにパクチーのあの風味が加わってエスニック感あふれる味に。
中々クセになる味。
都内にいくつか専門店があるらしいので、興味がある人はぜひ。
[blogcard url=”https://macaro-ni.jp/302″]
パクチー・ニョクマムがなくてもバインミーは作れる。
簡単そうなので、自分でも作ってみようかなと思って「バインミー 作り方」で検索すると、レシピが結構出てくる。
なんだ?俺が知らなかっただけで静かにバインミーは日本料理界にも浸透していたのか?
[blogcard url=”https://kumiko-jp.com/archives/9445.html”]
基本、なます・パクチー・魚醤さえ揃えば、あとは何を挟んでもバインミーになるという懐の広さ。
だけど、なますはともかく、ニョクマムやパクチーは近くのスーパーではなかなか売ってないんですよね。
そこで、もっと簡単なもので作れないかと調べてみると、こんな記事を発見!
でも、この記事によるとコンビニやスーパーで買える材料でもバインミーは作れるらしいです。
[blogcard url=”https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/oishiisekai/17-00096″]
パクチーの代用に大葉を、バインミーのパンにロールパンを使ったりと、かなり自由。
でも、しっかりと法則さえ押さえてれば普通にバインミーになるそう。
このレシピを参考に今度自分でバインミーを作ってみたい。
バインミーでベトナムを感じる。
料理というのは音楽と同じくらいその土地の風土に根付いたものですよね。
特に普段食べなれない東南アジアの味は一気に僕らを世界へ連れて行ってくれる気がします。
シンプルで美味しくて、ベトナムを感じるバインミー。
手作りでも、お店に食べに行くでもいいので、是非一度お試しあれ(^^♪