沖縄の家庭料理「にんじんシリシリ」
簡単に作れて、しかも美味しいので男の1人暮らしにはおすすめです。
人参の千切りと玉子を炒めるだけと簡単なので男の自炊入門としてピッタリ。
しかも、栄養もあるので男の1人暮らしの偏りがちな食生活を救うまさに救世主のような料理。
ぜひ、つくってみてくださ!
作り方
必要な材料は、にんじんと卵。
あとはお好みでツナやスパムを入れると美味しくなります。
今回はツナにしてみました。
- にんじんの皮をむき、その後しりしり機(なければスライサーなど)で千切りにします。
- フライパンに油を入れて、にんじんを炒める。
- にんじんがしんなりとしてきたらツナ缶を油ごと入れます。
- にんじんとツナが馴染んできたら、塩コショウと白だしを小さじ1入れます。
- 最後に溶き卵を入れて炒める。(この時、火は強めの方が卵が細かくぼそぼそとなりません)
基本は千切りしたにんじんと玉子を炒めて、味付けは自由というなんともシンプルな料理。
これに何か加えてもいいし、味付けを自分好みにしてもOK。
たとえばツナをスパムに替えると塩っ気が増してご飯がすすむし、油にごま油を使えば風味が強くなります。
簡単でしかもいろいろ試して自分好みアレンジ出来るのでオススメです。
沖縄の家庭の味「にんじんシリシリ」
にんじんシリシリって多分うちなーんちゅだったら食べたことない人はいないってくらい当たり前な家庭料理なんですよ。
学生時代はよく弁当のおかずに入ってました。赤と黄色が映えるんですよね。
ちなみにこの料理を内地の友達に説明する時、こういいます。
「シリシリしたにんじんを卵と炒めた料理だよ」
すると、ほぼ9割笑われます。
「いや、そもそもシリシリってなに(笑)」
うちなーんちゅの僕としてはこれ以上、簡単で分かりやすい説明はないと思うんですが、一向に伝わりません(笑)
いわゆる人参の千切りなんですが、シリシリとは千切りが出来るスライサーに人参をするようにするその音からきてるそう。
だけど、僕らの感覚で言うと『すりすり』とは若干違うんですよね。『すりすり』じゃなくて『しりしり』
基本はにんじんと卵のみ。
それに具材を加えたり、味付けを変えたりと家庭の数だけにんじんシリシリのバリエーションがあります。
ちなみににんじんと玉子に塩コショウだけで味付けすると、素材の味が生きた優しい甘さのある味になります。
今回、僕はツナを加えましたが、本当に自由。チャンプルーほどではないけど懐の深い料理です。
ちなみにツナを入れるとツナ自体の旨みで、味付けも塩コショウをパッパッと振りかける程度でOK。
酒のつまみにもピッタリの一品。
安いし、美味いし、栄養あるしでよく作るんですが、その度に故郷の沖縄を思い出します。
原価100円もかからないお手軽料理。
是非、にんじんシリシリで沖縄を感じてみてください!