もちとろっとして美味しいよね、湯葉って。
精進料理として昔からある伝統料理でもあり、京都を代表するグルメの一つとして湯葉。
料亭などで食べられているのでなんとなく高級なイメージがありますが、そんな湯葉が自宅で簡単にできるということでやってみました。
自分でつくる汲み上げ湯葉、これね。楽しいよ。
家で楽しむ汲み上げ湯葉の作り方
- 無調整豆乳
- 鍋(もしくはホットプレート)
食材として用意するのは、豆乳のみという簡単さ。
あとは必要だとしたら食べる時につけるタレくらいですが、これはお好みでいいと思います。
生湯葉を楽しむための2つのタレ
今回は生湯葉を食べるタレを2つ用意しました。
左はオリーブオイルに塩を少し入れたもの。
右はわさび醤油。
本当はこれにだし醤油も加えようと思ったんですが、この時点でかなり塩分高めなので今回はパス。
他にもポン酢に刻みネギとか美味そうです。
作り方ははじめ中火であと弱火。
ホットプレートがあればもっと簡単なんですが、なかったので今回はIHに鍋で代用。
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といっても、特に難しいことはありません。
豆乳を温めて湯葉ができるのを待つだけ。
温め方としては、はじめは中火でフツフツいってきたら、あとは中弱火に。
グラグラに沸騰させれば出来るかと思ってたんですが、そうでもないんです。
いざ、湯葉イキング。
2種類のタレと、湯葉の相棒に埼玉の地酒九重桜を用意して、いざ湯葉イキング(ゆばいきんぐ)
豆乳をじっくり温めると、だんだんと表面に膜が張ってきます。
それを崩さないように端の方から箸でつーっと寄せてつかむと、
湯葉がとれました!
早速タレにつけて食べてみると、美味い!
わさび醤油はもちろんですが、オリーブオイル塩も結構合います。
もちろん、そのまま食べてももちもちとろっとして美味い。
高級湯葉というのを食べたことはないけれど、これは負けてないんではなかろうか?
出来立ての湯葉、美味し。
日本酒を飲みながら、出来立ての湯葉をちまちまつまむ。これ、至福のひと時です。
生湯葉以外の楽しみ方
本当は生湯葉以外の食べ方も楽しもうと思ってたんだけど、作り方が悪いのか鍋が小さいのかチビチビしか湯葉がとれませんでした。
そこで今回はレシピだけご紹介。
湯葉の豆知識
最後に湯葉の豆知識をちょこっとご紹介。
「西の京都」「東の日光」湯葉の2大産地
湯葉といえば京都と思っていたけど、なんと栃木は日光も湯葉で有名らしい。
湯葉といえば「西の京都、東の日光」というくらい京都と並ぶ2大産地なんだとか!
日光行ったことあるのに、知らなかった。。
ちなみに京都では「湯葉」と書くけど、日光では”湯”に”波”で「湯波」と書きます。
東西での湯葉の違い
基本的には同じそうですが、製法に違いがあります。
京都は端から一重に引き上げるのに対して、日光は中心から折りたたむように二重に引き上げます。
だから、日光の湯波の方が厚みがあるんだそう。
この違いは食感にもあらわれるそうで、一重の京都の方は裏表があるので違う食感が味わえます。
一方、日光は二重で両面表。なのでツルンとした食感が楽しめるそう。
これは好みの問題になってくるね!
参考:京都の「湯葉」と日光の「湯波」。違いを楽しむ旅ごはん。|平野響オフィシャルブログ
自宅で汲み上げ湯葉はいつもの晩酌をちょっと贅沢に。
2月になり、これから少しずつ気温は上がってきますが、まだまだ寒い日が続きます。
なので、こんな時は自宅で汲み上げ湯葉を楽しみませんか?
出来立て湯葉をつまみに熱燗でちびちびやって、豆乳が余ったらうどんを入れてシメに豆乳うどん。
体も温まるし、胃にも優しくていいんじゃないかなぁ。
想像しただけで、また食べたくなってきた。
あ、ちなみに湯葉は栄養価高めですが、食べすぎには注意。
作るのは面倒だけど湯葉を食べたい方にオススメ
最後に作るのは面倒だけど、湯葉食べたいなぁ思った方はこちら。