AbemaTV年末特番『フリースタイルダンジョンMonsters War2017』
今回はAbemaTVも相当な力の入れようで、事前特番やら予告動画やらいろいろやってたね!
それだけ世間の注目度が高かったということなんですが、実は幸運なことにこの収録の観覧当たったんですよね。
もう書きたくてウズウズしてたけど、やっと公開できるよ!
俺がフリースタイルダンジョンに本格的にハマったきっかけになった特番を生で観られる感動に打ち震えました!
2代目モンスターもいいけど、ずっと番組を見続けてた自分としては生で初代モンスター(特にR-指定とCHICO CARLITO)のバトルが見られるというのはもう感無量。
そしてバトルもそうだけど、凄腕ラッパーの6人が誰かというのと、どんなチーム編成なのかということも楽しみのひとつでした。
特にWREPのジブさんの発言から1チームやばいチームがあるということは知っていたので前日から期待値はMAX!
そしてその期待値のはるか上をいく神回でした!捨て試合が一個もない、どれも名バウト!
過去2回の特番の中ではもちろんトップ、さらにレギュラー放送と合わせても神回だったのは間違いない!
各チームのメンバー予想(収録前日12月10日時点)
公式でモンスターズウォーを年末特番にやると発表してから、自分が考えた予想がこちら。
- Team裂固裂固・T-PABLOW
- TeamACEACE・DOTAMA
- Team崇勲崇勲・CHICO
- Team輪入道輪入道・漢
- Team呂布カルマ呂布カルマ・サ上
- TeamFORKFORK・R
(書いた時点では凄腕ラッパーの6人は発表されていなかったので除外)
裂固がT-PABLOWが高ラ勢で組むのはもちろんとして、輪入道は漢、FORKは初代と2代目の鉄壁枠同士で組むと予想。
ACEはAsoneでも良いコンビネーションを見せたDOTAMAに掌幻が加わって、渋谷サイファー+DOTAMAになるのかな?なんて考えたり。
あと崇勲はずんぐりむっくりーずのサイプレス上野か、四筒七筒両面ズで一緒だったCHICO CARLITOかで悩んだけど、きっと凄腕ラッパーの中に押忍マンはいないだろうという読みで仲もいいCHICOにしてみた。
一番予想しづらいのが呂布カルマ。エンタメするサイプレス上野とは合わない感じがするけど消去法でといった感じ。
各チームメンバー発表(収録当日12月11日)
収録が始まると、まずはドラフト会議の映像が流れ、チームメンバーの発表から始まった。
そこに上がる名前とチームに観客はバトルが始まる前から大盛り上がり。
会場の温度が一気に上がりました。各チームのメンバーがこちら。
チーム裂固
予想が的中!
高校生ラップ選手権のチャンピオンで構成されたこのチーム。
だけど、残りの1人がまさかのじょう参戦でビックリ。ニガリが来るかと思ったけど、今シーズン出演してないので当然っちゃ当然か(笑)
裂固とT-PABLOWはともかく、じょうとT-PABLOWは上手くいくのかな?という勝手な不安も。(仲悪そうという勝手なイメージ)
でも裂固のライミングにT-PABLOWのフロウ、そこにじょうがあの持ち前の口の悪さと負けん気の強さで先輩達にガンガンかましていくという若手最強チームが完成。
チームACE
こちらは残念ながら予想失敗!まさかの漢さんチョイス!新宿つながり?
ただあんまりチームイメージができなくて、正直寄せ集め感が否めないかも…
ドラフト見たらACEはDOTAMA外したのね…またあのコンビ見たかった。。
チーム崇勲
こちらも予想的中!ってかもう一人がNAIKA MCって!
ずんぐりむっくり-ず再結成かと思ったけど、パンチラインフェチズのTKがチコに替わった編成のチーム。
崇勲の面白い感じにNAIKAの熱いラップ、そこにチコのあの気持ちいいフロウが加わるなんて、想像しただけ一番楽しいラップをするに違いないチーム。
NAIKA対FORKとの因縁の対決もあるのか??
チーム輪入道
こちらは予想失敗。
輪入道、まさかのDOTAMAチョイス。
でもこの2人は3rdシーズンの2on2でも良いコンビネーションを見せていたので、そこに期待の新星であるムートンがどうのっていくかが楽しみなチーム。
ってかムートンすげぇ。数か月前のRec3の登場からすぐ年末特番への出演。
スターダムを一気に駆け上がっている感が半端ない。
チームFORK
同年代のおじさんで固まったチーム。
エンターテインメントしていくサイプレス上野に、ギャングスタ・ラップのSIMON JAP、そしてライム至上主義を掲げ言葉で観客を魅了する未だダンジョン無敗のFORK。
RとFORKの共演も見たかったけど、これはこれでものすごい楽しみなチーム。
いい意味で予想が出来ないチーム。
チーム呂布カルマ
噂のチームはここでした(笑)
マジで反則みたいなチーム。
UMB3連覇の絶対王者でありFSDで鉄壁の砦として君臨したR-指定とUMB2連覇を果たし番組初の完全制覇をした晋平太。
この2人でUMB5年分というとんでもない強さなのに、さらに呂布カルマという最強の布陣。
優勝は決まったか?(笑)
ってか呂布カルマと並ぶとR-指定のダークヒーロー感が半端ない。
6人中2人しか予想が当たらなかったけど、期待を上回るチーム編成。
これだけでかなりヤバいのに、バトルはもっとヤバかった。
さまざまなドラマが絡みあうバトル。
強者同士のバトルというのはそれだけで楽しいけど、さらにその後ろにドラマがあるとより楽しい。
そういう意味では今回のモンスターズウォーはいろんなドラマが絡み合ったバトルだった。
たとえばAブロックだと、崇勲とサ上の元チームメイト対決。
自分を選んでくれなかった崇勲への恨みつらみを面白おかしくラップするサ上に対して、「ラップが下手だから」とバッサリ切る崇勲。
それを起点に相手チーム全員に集中攻撃されるサ上。
着てるパーカーが毒キノコみたいとかガチャピンとムックってディスなかなかないよね笑
それでも面白く返して会場を沸かすんだから、本当エンターテイナー(笑)
こうして見てみると、やっぱ初代は華があるなぁ。
その横では、3rdシーズンのRec5で熱いバトルを交わしたNAIKA MCとFORKがまたもバチバチに熱いバトル。
「今日は刀抜かせねえ。日本刀をへし折りに来た」
とネットでも話題になったあのラインを引っ張ってきて、ものすごい熱量で魅せるNAIKA。
それに対して、最後の1バースで鋭い切れ味のライミングで根こそぎ持っていくFORK。
特に『ワンサイドゲーム』と『足りないよ全部』
と踏んで、音がなくなるかなくならないかの際で締めた時は現場がえげつないほどに沸いて、見ている自分も鳥肌がたった。
Bブロックでは、高校生ラップ選手権とUMBのチャンピオン対決。
ERONEも言ってたけど、高ラとUMB、合わせて9年分の歴史がここにあるバトル。
こんなのホントフリースタイルダンジョンでしかありえないから、これを生で観られることに本当に感謝。
覇者同士の戦いだけあって、互いにとんでもない攻撃力で殴り合う一進一退のバトル。
じょうがいつものように煽って切り込んで、そこに裂固が韻を固く踏んで、最後にT-PABLOWがフロウで魅せていくという連携が見事な若手チーム。
にしてもここで容赦なく即座にそこ突っ込むって、じょうやっぱすごいな(笑)
それに対して呂布カルマチームのバランスも抜群。
強者同士が組んだからといって、強いかどうかは別なのがチーム戦だけど普通に強かった。
特にR-指定と晋平太のコンビネーションが半端なかったね(笑)
ワンサイドゲームが多かったので、ここも圧勝かと思ったら、まさか最終ラウンドにもつれこむ接戦。
最強チームがここで負けるのか!?と見ているこっちはドキドキ。
だけど地力の差というか、いくら追い詰められても最後には勝つのはさすが強者。
結果は、2-1で呂布カルマチームの勝利。
バチバチの試合でしかもみんなヤバかった!
だけど、その中でも特に凄いと思ったのが、最終ラウンドであえて先行を選ぶ呂布カルマの心胆の強さ。
呂布カルマ自身も言ってたけど、最強2人を引き連れてるからこそのここで負けさせてはいけないというプレッシャーの中、年下相手に後攻を取らないっていうプライドか。
あそこであえて先行を選んで、さらにバトルではガツガツいくRと晋平太の後方支援に徹するバランス感覚の良さ。
さすがMr.Cool core。強え。
そして、決勝は因縁のあの2人の対決に。