とつぜんですが、あなたに質問です。
1年前の今日、自分が何をしていて、何を考えていたかって覚えてますか?
おそらく、ほとんどの人が覚えていないと思います。
でも何でもないように思えた日でも実はその日1日の中にいろいろなドラマがあったと思うんです。
ただ、その時は強く記憶していても、月日が立つと忘れてしまう日々のいろいろな出来事。
そんな日々の出来事や自分の思いを書き残しておくのがライフログ。
文字通り、ライフ(人生の)ログ(記録)です。
何でもない1日の楽しさを教えてくれるライフログ。
1日1日はなんでもなくても、それが積み重なると自分の人生の記録になります。
ライフログを書き続けて5年になる僕がライフログの魅力とカンタンな方法をお教えします。
ライフログの魅力はAmazonでも売ってない自分だけの本をつくれること。
あの日、自分が何を考え、何をしていたか。
誰に見せるでもない世界でたった1冊。自分だけの本。
品ぞろえが豊富で、注文すればすぐ届くAmazonでもこのライフログだけは取り扱っていません。
ライフログにはまるでタイムスリップして過去の自分と会話しているような、そんな楽しさがあります。
関連:同棲解消でつらい時に録音した過去の自分のボイスブログが今の自分が癒してくれた。
そして、何より自分が今まで生きてきた証、自分史になります。
ただ残念ながら、この魅力が分かるのはが溜めたものがある一定の量を越えてからなんですよね。
そこで普段ライフログを書かない人でも無理なく続けられる(と僕は思ってる笑)ポイントをご紹介します。
ライフログの2つのポイント。
1.一言でもいいから感じた瞬間にかく
これが大事。感じた瞬間にメモること。
写真と同じで『この瞬間を記録したい』と思った時に残すのが一番オススメ。
そうすることでたった一言でも、そこにその瞬間の感情が乗るんですよ。
そんな気持ちの乗った一言の威力って結構すごいんです。それを見ただけでいろいろ思い出すきっかけになります。
間違えても、どうせ後から消せばいいんで、とにかく自分の心に動きがあればメモメモ( ..)φ
2.何を書いてもいい
こうしなきゃいけないなんてルールはありません。
だって、自分が楽しむためのものですから自由でいいんです。
ただ一つオススメするとしたら、僕はその時の感情を書き残すことをお勧めします。
というのも、今の時代スマホのアプリなどで行動の記録は自動で簡単に残せますが、感情の記録というのは自分が残そうと思わないと残せません。
自分の残したい感情を一言でもいいから書いておくと、後からその感情を思い出せます。
自分を奮い立たせるために悔しかった時の気持ちを書くもよし。
幸せな気持ちを思い出すために嬉しかった時の気持ちを書くもよし。
何を選ぶかは個人の自由です。
三日坊主でも続くかんたんなライフログの取り方
付せん(メモアプリでも可)に一言メモするだけでもOK。
ライフログを書くために、カバンからノートを出して、それを開いて…
それがめんどくさい人は付せんに書いて、あとでノートに貼るのがオススメ。
ちなみに僕はライフログとは別に嬉しいことがあったら、付せんに書いてビンに詰めています。
たった一言でも積もれば山となる。始めてから約1年。今では結構な量になってます。
関連:ツイッターで話題!嬉しかった事を貯めていく『幸せを振り返るボトル』をはじめてみた。
手帳型のスマホケースの人はそこに付せんを差し込んで、思いついたらサッと書くという手を使うのもアリ。
いやいや、スマホの方が早いしって人はスマホのメモアプリでもOK。
レシートを貼るだけでもいい。
実はその日の買い物のレシートを貼るだけでも立派なライフログになります。
家計簿みたいに計算する必要はありません。ただ貼るだけ。さらにそれを買った時の気持ちを一言書ければなおいいです。
参考:レシート日記|デザセン
たとえば「一週間仕事頑張ったから今日はご褒美」とか「イライラしてつい買ってしまった」とか。
ぺたぺた貼っていけば後から家計簿としても活用できるので一石二鳥!
写真を貼るのもあり。
ちょっと手間にはなりますが、写真を毎日1枚とって1週間分貯まったらプリントアウトしてノートや手帳に貼るだけで立派なライフログの完成です。
今はスマホですぐに写真を撮れるので、自分の心が惹かれたものを何でもパシャパシャ撮ってみて、そこから今日の1枚を選び抜くなんて楽しみ方もいいですね(^^♪
ライフログを書くことで過去の自分に会う事ができる
最初にも書きましたが、過去に自分が何を考えていたのかというのは覚えておくことはできません。
でもライフログにその時の自分の気持ちを書いておくことで、後から思い出す事ができます。
たとえば、
「そういえばこの時こんなことで悩んでいたなー」と過去の自分の悩みから今の自分を頑張りを振り返れたり、
「あの時めちゃくちゃ嬉しかったな」と過去の楽しかった気分を思い出すことで自分を奮い立たせたり、
過去の自分と対話できるような楽しさがあります。
そして過去の自分の何気ない言葉が今の自分を救ってくれるなんてことがよくあります。
仮に何もないように思える今があったとしても、ずっと後ろに自分が歩いてきた道が一本の線となって今があることを知ると何だか勇気が湧いてくるんですよね。
そうやって自分が生きてきた軌跡、自分史を残す。
もしかしたら未来の歴史的資料になったりして…なんて妄想もしながら(笑)
たった数秒、メモする習慣を身につけることで一生ものの宝物が手に入ります。
ライフログ、始めてみませんか?