風鈴っていいですよね。チリーンって透き通ったあの音。蒸し暑い夏の風を涼やかな鈴の音に変えてくれます。
エアコンなんてなかったはるか昔、暑い夏をどうにかして涼もうと知恵を絞って生まれた夏の楽しみ方。
その中でも音で涼をとる風鈴は風情があっていいですよね。
そんな風鈴がトンネルのように並び、色とりどりの風鈴の音色に包まれる『風鈴回廊』なるものがあると聞いて今日行ったのが川越氷川神社の『縁むすび風鈴』
縁むすび風鈴
縁結びの神様として信仰を集める川越氷川神社にて2014年から開催されている夏限定の祭事で、飾られる風鈴の数はおよそ2000個。
たくさんの風鈴が眺めながら歩ける『風鈴回廊』や境内の川を天の川に見立てて光を灯す『光る川』など昼夜を問わずひとときの涼を楽しめます。
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静かな神社で涼しげな風鈴の音ともに夏の涼を楽しもうかと思ったら、3連休の最終日ということもあって人がたくさん。
まるでディズニーばりの混雑でした。
鳥居をくぐると早速たくさんの風鈴がお出迎え。
シンプルな江戸風鈴。
こちらはカラフル。
短冊に願い事を書いて、境内の風鈴に吊るすこともできるそう。
自分で吊るすこともできるし、神社の方にお願いする事も可能です。
『風鈴回廊』自体はさほど長くないんですが、三方向を綺麗な風鈴に囲まれ、風が吹けばその音に包まれるというのはなんとも素敵。
江戸風鈴はガラスを吹いて一つ一つ手作業で作るため、1つとして同じ音がないそうです。
なので、これだけの数の風鈴が鳴ると、それぞれの音が重なり合ってきれいなハーモニーみたい。
あ、ごめんなさい。僕が撮った動画じゃないんですけど素敵な音色だったので、お福分けさせてください。
よく見たら風鈴の下の方が少しギザギザしてるでしょ?
これ、元々まあるく吹いたガラス玉を割って風鈴のかたちにしてるからだそう。
道理で1つとして同じ音がないんですね。
この縁むすび風鈴の開催期間は、7月1日〜9月10日まで。
今回は昼の風景しか見られませんでしたが、夜はまた幻想的な風景になるそう。
近くには有名な菓子屋横丁もあるので、今度は一日まるまる川越散策でもしようかしら。