小さすぎて失敗するはずがない行動を毎日繰り返す。
『小さな習慣』スティーヴン・ガイズ著(ダイヤモンド社)
『小さな習慣』
この本によると、
「選んだ習慣を”ばかばかしいくらい小さく”して毎日やる」
ことで誰でも習慣化できるそうです。
とはいっても、習慣化するには『小さく始める』ことが大事ということはいろんな本で言われてます。
ここで大事なのは”ばかばかしいくらい小さく”するということ。
習慣化できない行動は失敗するはずないくらい小さくする。
小さくしても「おまけ」でもっとやりたくなる。
習慣化するには、小さすぎてバカバカしくなるくらいの目標がいいそう。
そのメリットは、
- 結局「おまけ」でやりたくなる。
- 気分に関係なく課題をクリアできる
からだそう。
ちなみに著者のスティーヴン・ガイズさんは、
『腕立て伏せ1回チャレンジ』
というのを始めました。
『1分』じゃなくて『1回』です(笑)
それが何の意味があるの?と思っちゃうかもしれないけど、スティーヴンさんは続けていくうちに30分のエクササイズをするようになっていました。
簡単に出来る目標はすぐクリア出来てしまうので、あまったエネルギーで「もうちょっとだけ…」と『おまけ』でやってしまうそうです。
でも毎日エネルギーがあまるわけじゃないないじゃないですか。
もちろん疲れていたりして、やる気がでない日もある。
そんな時、小さい目標だとすぐできるのでやる気関係なく、すぐ終わらせてしまえます。
調子が良い時は「おまけ」もつけて課題をクリア。
調子が悪い時も「小さい目標」で課題をクリア。
この2段構えで毎日続けることが出来るのが『小さな習慣』です。
習慣にしたいことを1つに絞らなくていい。
よくある習慣づけの本に必ず書かれているのが『習慣化したい行動を一つに絞ること』
習慣化するまでには時間がかかるから3ヶ月から半年は一つのことに絞る。
ただ、個人的にはそんなに待てないし、もしそれだけ時間をかけて失敗したら?と思うとやっぱり1日にたくさん行動してしまうんですよね。
そんな不安からの行動が習慣化に失敗する原因でもあると思うのだけど。
ただ小さな習慣だと一つでもいいけど、必ずしも一つじゃなくてもいいそう。
すぐ出来る小さな習慣はライフスタイルに合わせて柔軟に取り入れられるんです。
スティーヴンさんの試行錯誤の結果、3つまでは同時にできるそう。
僕らが戦うべきは『早く変わりたい』と思う気持ち
何かを習慣化したい時って『今の自分から”早く”変わりたい』っていう気持ちがある時じゃないですか。
だから、早く結果が欲しくて、やる気のない自分を無理矢理アゲてハードル高いトレーニングを頑張ろうと考えてました。
ただ、それじゃなかなか息が続かなくて、すぐやらなくなる。
結果、小さく毎日やるより時間が過ぎてるんですよね。
「”早く”変わりたい」という気持ちをグッと抑えて、小さい目標をクリアしていきたいと思います。