子どもの頃、好きだった本を読んでみる。

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僕は小学生の頃から本が大好きな子どもで毎日のように図書館に通ってました。

『かいけつゾロリ』に『ズッコケ三人組』『こまったさん』や『ぼくは王さま』など、今でも人気の本が並んだ本棚の前で、

「今日は何を読もうかな?」

とワクワクしていたのを覚えています。

毎日たくさん本を借りては読んでいたので、貸出カードのタイトル欄はあっという間にいっぱいに。

そういえば今の子たちはむかし本を借りる時にこんなカードが必要だったことを知っているのかなぁ。

大人になった今、そういった児童書を読むことはほとんどなくなりました。

でも、そんな子どもの頃に読んでいた本も今読んでみると、当時とは違った発見があって面白い。

 

たとえば子どもの頃には気づかなかった物語に込められたメッセージに気付いたり、単純に童心にかえったり。

本を通して昔の自分を会話するようなタイムカプセル的な面白さがあります。

もしかしたら何か今の仕事のヒントにつながる気づきもあるかも。

 

かつて子どもだった自分はどんどん大人になっていくけど、本はいつまでも昔のまま変わらずそこにあります。

久しぶりに図書館に行って『子どもの頃読んでいた本』を読んでみるのも面白いですよ。

目次

オススメの児童書!

ぼくは王さまシリーズ

多分誰もが一度は読んだことがある寺村輝夫さんの『ぼくは王さま』シリーズ。

大人なのに子どものようにワガママの王さまのお話。

子どもの頃は「かわいいなぁ」と思ってたけど、今になって読むと「なんて理不尽な王さまだ!」とちがう視点で見えて面白かったり。

オムレツに王さまのキラいな野菜を細切れにして入れたのがバレたコックさんがすぐ牢屋いきなんて普通の物語だったら完全なる暴君ですよ(笑)

 

子どもも大人も楽しめるメルヘンなんだけど、今読んでみるとすごいメッセージの強い回があったりして面白いです。ちょいちょい怖い回があるんだよなぁ。

ちなみにインパクトが強くて今でも覚えてるのが『くじらのたまご』のお話。

玉子の黄身が海水みたいに青く、塩を入れて焼くとホットケーキの味に、砂糖を入れて焼くとビフテキの味になるという不思議なたまご。

一度でいいから食べてみたい。

 

こそあどの森シリーズ

小学生の時に出会って今でも好きな本が岡田淳さんの『こそあどの森』シリーズ。

の森でもなければの森でもない、の森でもなければの森でもない、「こそあどの森」に住む風変わりな住人と、その周りで巻きおこる変わった出来事を書いたファンタジー。

出典:Wikipedia

登場人物も魅力的なんだけど、それ以上に森の中に海賊船が現れたり、口にするとどんな人でもミュージカルのように歌いだしてしまうスパイスなどワクワクするお話がいっぱい。

それぞれ物語は1巻で完結するんですが、前作とどこかリンクしたりしていて、

「これ、2コ前の巻のあの話とつながってる!」

と子ども心に大興奮したのを今でも覚えています。

 

最近図書館で久々に見かけたので読んでみたんですが、これが大人になった今でも変わらず面白い。

物語は大人が読んでも面白いくらいボリューミーなんだけど、読みやすい文体で書かれてるんで疲れていてもサラサラっと読めちゃうんですよね!

そして今年の2月にシリーズ最新作かつ完結巻の『水の森の秘密』が発売したそう。

まだ読めてないんだけど気になるなぁ。それにしてもこれで終わってしまうのは寂しい気も。。

 

ちなみに個人的に好きなのは4作目の『ユメミザクラの木の下で

楽しくもちょっと切ない物語です。

 

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