【読書メモ】思考の整理学(外山滋比古・著)を読んでみた。その感想。

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これを読んでいる最中、思わずニヤニヤしてしまいました。

こんな僕は変態でしょうか(笑)

 

ただ普段から頭でアイデアや考えをこねくり回してる人、

面白いアイデアに出会うと楽しく人には分かっってもらえる気がする。

読めば考えることが、そして書くことが楽しくなること間違いない本です。

 

目次

東大生、京大生によく読まれている本

東大生、京大生がよく読んでいる本として紹介されてたので、興味があって読んでみました。

 

「思考の整理学」

 

タイトルからはすごい小難しい内容かと思ったんですけど(小難しい内容の本も好きですけど)

たとえ話や、実際に「こんな話があったよ」という具体例があるから分かりやすいです!

ここから先は本を読んで自分用にちょっとかみ砕いたまとめメモ。

なので実際の著者さんが言いたかった内容とは若干違うことがあるかもしれません(^^;

なので気になる方は実際に本を読んでチェックしてみてください!

 

生み出す

独創的な発想は酒造りに似ている。

文章にしろ、アイデアにしろクリエイティブな発想というのは酒造りに似ているそうなんですよ。

 

まずは酒(アイデア)を造るための素材(思いつき、着想)を用意したら時間を置いて寝かせて発酵させることが必要らしいんです。

寝かせる時間は人それぞれですが、発酵させることで自分の原酒(アイデア)ができるそう。

ただそれだけではクセがあるので、他の酒と自分の酒を用意してカクテルのように混ぜ合わせることで人を魅了し愛される味になるそうです。

 

組み合わせる

エディターシップ

簡単に説明すると、編集力のこと。

いろんなものの組み合わせを考える力です。

 

同じものでも場所が変わったりすると、その役割が変わったりするそうなんです。

Aの学校にいたとき、どうもパッとしなかった生徒がBの学校へ転校したとたんに人が変わったというように伸びはじめるということがある。(P104)

クリエイトすると聞くと、0から1を作り出すことだけかと思いがちですけど、

何をどこに置けば、その力を十分に発揮できるのか?

この組み合わせを考えるのも立派なクリエイトなんだそう。

どれを、どんな順番で、どこに置くか。

エクスマの藤村正宏さんも編集力が大事って言ってますもんね^_^

 

整理する

工場と倉庫

人間の脳には、

  • ものを生み出すための工場
  • 知識をたくわえる倉庫

の2つの役割があるんですが、

現代は昔に比べて情報量が多いので倉庫からパンパンに溢れて工場の作業スペースまでごちゃごちゃしているそう。

もちろんある程度、倉庫の役割も必要だけどパソコンにはかなわない。

だからなるべく倉庫の役割はパソコンやノートにまかせて、人間は頭の中の工場をうまく使う。

そのために情報を「忘れる」「捨てる」などの整理が必要なんだそう。

 

企画や文章のことで悩んでる人にはオススメ。

実はこの本30年前に書かれた本なんですが、全然内容が古くなくて、むしろ今の時代に必要な考え方ばかり!

この本が出た当時はすごい画期的だったのかな?30年前にこんなことを考えていたというのがすごい。

他にもノート術では有名な「メタノートの考え方」もこの『思考の整理学』がネタ元。

今、活躍しているクリエイターの多くの方にも影響を与えてると思います。

 

そして大学の教授ということで大学生の卒業論文関係の話もたくさん出てきます(笑)

僕は大学卒業してから何年も経ちますが、卒業論文で悩む学生はいつの時代も変わらないようですね(^^;

そういうことでテーマの見つけ方や発想のふくらませ方、そして構成などのことにも多くのヒントが!

きっと企画や文章のことで悩んでる人の力になってくれる本です(^^♪

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