放送作家で、森三中の大島さんの旦那さんとしても知られている鈴木おさむさん。
自身と妻とのことをテーマにしてドラマ化もされた「ブスの瞳に恋してる」をはじめとしてたくさんのヒット作を生み出している、タレントとしても有名な1流の放送作家さん。
みんな知ってるところで言うと「お願いランキング」や「帰れま10」、終わってしまったけど「スマスマ」とかも鈴木おさむさん。すごいよね。
そんなヒット企画のアイデアはどこから出てくるのか?
気になって買っちゃいました(笑)
この本に書かれている、たくさんの企画術の中で特に面白いなと思ったところをおすそわけ。
鈴木おさむさんの発想の手の内すべて見られる『新企画』
アイデアオタクの俺としてはかなりワクワクニヤニヤしてしまった本。
企画を考えることを仕事にしたい人だったり、何か仕事でアイデアに悩んでる人にはぜひおすすめしたい本。
鈴木おさむさんが自分の企画の考え方と同時にそれを使って考えた企画案を例として各セクションであげてます。
どれも実現化してほしい面白い企画ばかり!
個人的には『忍者旅!誰かに見つかったら1万円』が見たい(笑)
ちなみにこの本に載っている企画をビジネスで利用したい方は連絡したら使えるっぽい。
いろいろと参考になる事はたくさんある本だったけど、かなり印象に残ったのがこの記事のタイトルにもした、
「自分の脳の中に検索エンジンをつくる」ということ。
映画を見続けて生まれた自分の検索エンジン
鈴木おさむさんが放送作家として仕事をはじめた時、先輩に言われたことは「映画を見ろ」でした。
先輩のアドバイス通り、映画を年間365本以上見るようにしたそうです。
すると、3年くらいたった頃、急に映画のワンシーンが頭に浮かんで、それがきっかけで企画のアイデアが生まれるようになったそう。
見続けて、溜まっていった映画の情報が頭の中で検索エンジンになって、検索ワードを入れると企画のアイデアが浮かぶようになったんだって。すごいよね。
検索エンジンってことはメモよりもたくさんのいろんな情報が引き出せて、
辞書よりもスピーディ。
でもって既存の検索エンジンよりもオリジナリティに溢れてるってことだよね。
これってすごいなぁと思う。
自分オリジナルの検索エンジンをつくる。
この考え方って割と他にもいろいろ使えそうだなぁと思うんですよ。
たとえば、女優・俳優を目指す人にとって移動中に映画を観られるkindle fireは結構役立つと思うんですよの記事でも書いたけど、
どう演じるかという自分の演技プランの引き出しが多い人ってやっぱり映画をたくさん観てて「この作品のこの部分をイメージしてみてやってみた」みたいなことがサラッと出てくるんですよね。
多分そういうのも自分の検索エンジンに表現したいワードを検索かけて出てきたものを出していってるんでしょうか?
インプットって結構大事なんだなぁとあらためて思いました。質も量も。
面白いブログを書きたいならいろんな文章、本を読む。
面白いトークをしたいならたくさん人の話、ラジオ、落語などなどを聞く。
ってことですよね、はい。
自分では選ばない情報に積極的に触れる。
ただ、自分が好きなものだけ触れると偏ってしまうので、自分では選ばないだろうなぁという情報に触れることも大事なんだそう。
ちなみに鈴木おさむさんは、周りにいる人の好きな映画ベスト3を聞いてそれを見たり、雑誌を読んだりしているんだとか。
たしかに情報を仕入れるのがネットからだと自分の欲しい情報は深く知れるけど、それ以外の情報との出会いがないから雑誌を読むというのはすごくいいですね( ..)φメモメモ
そう考えると本屋に行くのも自分の興味のない本との出会いがあるからいいね。
まとめ
✔映画をたくさん観る。
✔自分の好み以外の分野に多く触れる
企画って何もテレビ番組や映画、本、イベントだけの話じゃなくて日々の生活を楽しくしてくれるものじゃないですか。
楽しい暮らしの「種」を作れるよう、まず毎日映画を観るところから始めてみようかな。