何を当たり前のことを言ってるんだと思われるかもしれません。
でもこれが中々できない人、できない時ってありますよね。
恥ずかしながら僕もそんな人間です。
だけど、それってすごいもったいないなと、つい最近やっと気づけました。
『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』
なんてことわざがあるけど、とんでもない。
聞くは一時の恥どころか、
『一生の得』
そして、
『聞かぬは一生の恥と損』
だと思いました。
何でそう思ったのかのお話をちょこっと。
2ヶ月かけても変わらなかったのが、たった1日で変わった。
今、参加させていただいてる舞台。
出演時間は短いけど、僕が出るシーンで重要な場面があります。
来る日も来る日もやってるんですが全然上手くいきません。
自分で録画して見ては試すも全然変わらず、焦りだけが募るばかり。
気づけば本番まであと二週間を切っていました。
「このタイミングでいまさら」「こんな初歩的なことで」
そう言われることを覚悟で周りの人にアドバイスを求めました。
だけど怒られることもなく、すごいタメになるアドバイスをもらえて、しかも翌日から周りの人に「すごい良くなった」と褒めてもらえるようになりました。
2ヶ月かけても変わらなかったものが、たった1日で変わったんです。
この1日がもし2ヶ月前に来ていたら…
この時、僕はなんてバカなことをしてたんだろうなぁと反省しました。
そもそも悩んだ先に答えはない
僕が思うに「悩んでる」にも2種類あると思うんです。
1つはすでに答えは決まってるんだけど、決断する勇気がなくて悩んでる。
もう1つは考えても自分の中に答えがなくて解決出来ないから悩んでる。
前者の場合、必要なのは勇気を出すこと。すでに自分の中に答えはある。
そして後者の場合は、自分の持ってる経験や知恵を使っても解決策が出ない。つまり自分の中に答えはない。
いくら悩んでもその先に答えはないんです。
そんな時は誰か違う人の知恵や力を借りた方がいいなと思います。
ただ穴をがむしゃらに掘っても温泉も埋蔵金も多分出てきません。ただの穴です。
こんなことに今ごろ気付くなんて(笑)
試行錯誤することと悩むことは別
僕は
悩む=考える
と思ってました。
でも違うんですね。
悩むは同じところをグルグルすること。
そして考えるはゴールに向けていろいろ試して前進すること。
悩むは問題解決に向かってるようで向かってません。悩むというそれ自体が目的になってた気がします(^^;;
自分で考えて、それでも分からなかったら、聞こう。
そしてそんな悩むから抜け出して、ゴールへの道しるべをくれるのがアドバイスを聞くことです。
もちろん自分で考えずにすぐ人に聞くのは考えものだけど、考えても考えても答えが出なかったら人に聞いた方がいいんじゃないかなぁーと僕は思います。