知ってました?セブンイレブンのマルチコピー機がすごいんですよ。
なんと小冊子がつくれるんです。
ページの面付けも自動でやってくれるので、データをつくって普通にプリントするだけでオリジナルの本が作れるんですよ。
同人誌をつくる人たちにセブンイレブンがおススメしていて、こんなに分かりやすいページまで。
写真のプリントでよく使うけど、便利な機能があるなんて知らなかった!
ということで今回それをつかってトラベラーズノートパスポート用のB7サイズミニブックをつくってみました。
リフィルと同じサイズなのでトラベラーズノートのパスポートサイズに挟み込んで持ち歩けます。
クロスワードやナンプレ、迷路など暇つぶしに楽しめるゲームブックにしてみました。
書くノートだけじゃなくて読むノート、遊ぶノートを1冊持ち歩くことで手帳ライフがグッと楽しくなりますよ(^^♪
きっかけは、ほぼ日手帳さん。
昨日いつものようにフラッとLOFTに行ったら手帳コーナーに面白そうなものが売ってたんですよ。
その名も『ほぼ日のひまつぶしBOOK』
ほぼ日手帳のオリジナルサイズのカバーに収まるサイズで暇なときに取り出して楽しめる「ひまつぶし」ミニブック。
中のコンテンツもクロスワードや間違い探し、作文めいろとかホントに楽しくひまつぶすのにピッタリなものばかり。
これを見た時、衝撃が走りましたね。
やられた、と。
こんなの絶対楽しいじゃん!
そしてこんなの絶対トラベラーズノートパスポートサイズにも相性ピッタリじゃん!
ボクなんか毎日ポケットにパスポートサイズ入れて持ち歩いてるから、
そこにチョコっと楽しめるひまつぶしミニブックなんてあったら絶対楽しいじゃん!
買おうと思いましたが、1冊540円とそこそこのお値段。
いいなと思ったものはすぐ買わず、まず自分で作ってみるのがボクのモットー。
トラベラーズノートのリフィルは何度も自作してるので今回も同じように自分で作ってみようと思ったわけです。
TNPにピッタリ!オリジナルミニブックを作ろう。
というわけで今回、セブンイレブンのマルチコピー機とiphoneのアプリ「pages」を使ったミニブックの作り方をお裾分け。
ちょっとややこしい所もありますが、慣れるとビックリするほど簡単に自分だけの1冊が出来上がります!
用意するもの
- 表紙用の紙
- カッター
- 定規
- iphoneアプリ「pages」もしくは文章作成ソフト、アプリ
作り方
1.本の原稿をつくる。
まずは本の中身から作ります。今回はiphoneアプリの「pages」を使いました。
このアプリ、買うと1200円もするんですよ。でもiphone6からは標準装備されてるのでタダで使えます。
意外と使ってない人多いんですよね。もったいない!
まずはアプリを開きます。
すると、こんな画面になるので「新規作成」をタップします。
白紙の文書が出てくるので、ここに原稿書いていきます。
右上の+ボタンを押せば画像も入れることが出来ます。
こんな感じ。今回は自分で楽しむだけなので、クロスワードをちょっと拝借しました。
ここで大事なのが原稿のサイズ。
というのもセブンイレブンのマルチコピー機で作れる小冊子の一番小さいサイズがB6なんです。
パスポートサイズのリフィルはB7なので一回り大きいんです。
なので原稿をつくる段階でサイズを調整する必要があります。
いろいろ試した結果、原稿のサイズは幅14.5cm高さ20cmがベスト。
これだと完成したB6の小冊子の原稿部分がちょうどB7サイズになります。
なのでこんな感じで、次々とページをつくっていきますが、この画像の配置にも注意が必要。
左綴じの本にするなら、
奇数ページは左寄せ、偶数ページは右寄せ
右綴じの本ならその逆という感じで交互に画像を配置していってください。
イメージはこんな感じ。
これは実際に小冊子が完成すればわかるんですが、出来上がった小冊子をB7サイズにカットしないといけないので余白が必要になります。
ということでこれはそのための余白をつくる作業になります。
ちょっと面倒くさいですが、ここを乗り切ればあとはプリントするだけです。
- サイズは幅14.5㎝高さ20㎝
- 原稿は左寄せ、右寄せ交互に
この2つを守って原稿をつくっていきます。
2.プリントする。
原稿が出来上がったら、それをプリントします。
最後のサイズ設定以外はセブンイレブンの公式サイトの説明の方が詳しいのでここでは簡単な流れを説明します。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ☟
じゃあ説明していきますね。
①プリントをタップ
②普通紙プリントをタップ
③USBメモリーをタップ(自分が使うメディアのボタンをタップしてください)
④USBメモリーを挿入(上に同じ)
⑤普通のプリントをタップ。
⑥プリントしたいデータを選んでタップ
⑦プレビューを確認したら次へ進むをタップ
⑧カラー、サイズなどの詳細を設定してプリントします。
※ここが一番大事なポイントです。
ここから詳しく説明していきます。
「色」は白黒カラー好きな方を選んでください。
ちなみにカラーは白黒の5倍の値段なので白黒だったら4ページ分(1枚)刷るのに20円のところをカラーだと100円かかります。
次に「できあがり用紙サイズ」はB5を選んでください。
原稿をつくる段階でB5でプリントした時に原稿がB7サイズになるようにつくっているので、他のサイズでつくると後で製本する時に困ります。
「ちょっと小さめ」は小冊子にすると必然的に「する」になってしまうので気にしなくてOKです。
最後に「詳細設定」で「小冊子」をタップすると左とじか右とじかを選べます。
ここで左とじを選んでください。
そしたら設定完了です。あとはプリントするだけ!
プリントしたものがこれ。自動時にページの面付けをしてくれているので、これを真ん中から折るだけでちゃんと本になります。
3.製本
プリントしたものを製本していきます。
だけど、出来上がったサイズはB6なので大きくてパスポートサイズに合うようにカットしないといけません。
ということで余白をカットします。
1の原稿づくりで交互に余白をつくったのはこの時サイズカットするためだったんです。
これでB7サイズになりました。あとはこれに表紙をつけていきます。
表紙用の紙はロフトやハンズに行くと、1枚20円くらいでたくさんの種類があるのでオススメです。
今回は水色を選びました。
これをちょうどいいサイズにカットして、さっきのものと合わせます。
この2つを合わせて中綴じホッチキスで綴じます。
これで完成です!
好みに合わせて表紙を飾ると、より楽しくなりますね(^^♪
中身はこんな感じ。
今回、中身はほぼ日のひまつぶしBOOK にならってクロスワードやナンプレ、迷路などを入れてみました。
あとは自分オリジナルでちょっと気に入っているのがこちら。
学生の頃、歴史の教科書に落書きとかしませんでしたか?(笑)
そんな子ども心を満たしてくれる落書きコーナーも作ってみました。
自分だけのオリジナル本を持ち歩く楽しさ
いつもは書くために持ち歩いてるトラベラーズノートに、自分がつくった本を挟んで持ち歩くというのは結構楽しい体験!
メモも取れるし、本も読めるとか最強じゃない!?(笑)
今回は自分が楽しむ用で作りましたが、オリジナルのミニブックをつくって販売とかもできそうですね!
あ、ちなみに自分で楽しむだけの私的利用なら問題ないですけど、
販売や第三者にあげたりすると著作権の問題が出てくるので注意が必要ですね(^^;
今回かかった費用
- 表紙の紙 20円 (ロフトで購入)
- プリント代 140円
合計 160円
純正リフィルよりお安く自分オリジナルの本が作れました!
ハードカバーにしたらちゃんとした本にもなりそうだし、自分で気軽に本が作れるとなると、いろいろと楽しみが広がりますね!
最初の原稿作りがちょっと手間ですが、興味があればやってみてください(^^♪