もしアナタが小説を書きたいと思ってるけど、
「プロの作家じゃなくて素人だから」とか「面白く書けないから」という理由で一歩が踏み出せないなら、ぜひこの記事を読んでほしい。
ざっくり言うと、「執筆する」ことにはこんな効果があるんだそう。
- 日頃のストレス解消になる。
- 心を遊ばせることでアイデアが生まれる。
1つずつ説明しますね!
ストレス解消になる
執筆が現実逃避になることには、科学的な根拠がある。2005年に行なわれたトラウマ対策としての筆記表現に関する研究では、多くの参加者が、セッションごとに同じトラウマ経験を書いた場合でも、異なる経験を書いた場合でも、効果があった。書く内容を問わず、心理的メリットが得られたのだ。
この記事によると「執筆」するということはそれだけで癒し効果があるそうです。
仕事以外に自由に自分を表現できる時間をもつことで、ストレスやプレッシャーを和らげてくれます。
確かにボクも小説ではないけど、毎日ブログや手帳を書くことで救われてる部分はあるなあ。
嫌な事があって「これはブログのネタにできるな」と思ったり、誰の目も気にせず自由に自分の思いを表現できる場や時間があるってのはそれだけで楽しかったりします。
あとは書く内容がどうであれ、「手で書く」という行為はそれだけで心を落ち着ける効果があるんですよね。
心を遊ばせることでアイデアが生まれる
私たちのような作家は、書くことに真剣だ。それで生計を立てているのだから当然だろう。でも、フィクション執筆によるメリットを求める人は、そんなに真剣に考える必要はない。誰にも見せる必要がないのだから、普段の仕事から完全に離れることができる。批判や評価をされるわけではなく、純粋に、心理的なメリットを追求すればいいのだ。
プロはそれで食っていくわけだから、読者に読まれないといけないし、そのために面白いものを書かなきゃいけない。
でも素人のボクらはそれで生計を立てようとしてるわけじゃないんだから、「面白いかどうか」なんて気にしなくていいんですよね。純粋に書くことを楽しめばいい。
で、多分ここらへんがボクらが勘違いする事が多い部分だと思うんですけど、
たとえば作家さんとか俳優さんみたいな『表現する職業』って厳しい世界で、素人であるボクらが飛び込むにはとても難しくて大変なんだろうなと思いがち。
だけど「小説を書く」とか「演技をする」っていう行為自体は本来楽しいものなんですよね。ただの「クリエイティブな遊び」
休日にスポーツで汗を流したり、プラモデルをつくったりといった趣味と同じだと思うんです。
錦織圭みたいなプレイが出来ないからってテニスをしないってことはないし、
上手につくれないからってプラモデルはつくらないこともないですよね(笑)
誰かに見せるわけじゃないんだから、自由に心を遊ばせて楽しめばいいんです。
自分に負担にならないように書けばいいですよ
ここまで読んでくれてありがとうございます。
もしアナタに「書こうという気持ち」がムクムクと湧いてきてくれたらうれしいな。
せっかく出てきたそのワクワクの芽を摘まないためにも、より書く事へのハードルを低くして自分の負担にならないようなやり方で書いてみるといいですよ。
手で書いてみる。
ボクがそうですけど、パソコンやスマホの画面をずっと見てると目が疲れてくるんですよね。
書きたい事はあるのに、そのせいで集中できなくて書けなかったらこれが非常に悔しい。
なので、もしボクと同じような人はノートや原稿用紙などの紙に手書きするといいですよ。
前にも書いたけど「手で書く」というのはそれだけで癒し効果があります。さらに手で書くと脳が刺激されてよりクリエイティブになれます。
パソコンを打つのが苦手な人にもオススメ。
音声入力で書く
書きたいけど時間がないという人には音声入力がおすすめ。
最近はすごいですね。どんなスマホにも音声入力機能がついてます。
しかもどんどん精度があがってきていて、誤字脱字も少なくなってきています。
人が1分間に話す文字数はだいたい300字から400字。ということは1分間で原稿用紙1枚分くらいの文字数をかけることになります。
書く時間がとれないという人は音声入力を使って執筆をするといいかも。
140文字で書く
物語を書くというと、文字を多く書かなきゃいけないと思いがちだけど短くても面白い物語もあります。
星新一さんのショートショートなんかがその例。だから文字数は気にしなくてもいいんです。
ノッてくればたくさん書けばいいし、ノらなかったら一行でもいい。
たくさんの文字を書くのはちょっと…としり込みしちゃう人は140文字だけ書いてみるのはどうでしょう?
140文字というのはツイッターの文字数の上限。140文字でもお話は書けるんですよ。
140文字でも毎日書けば、140×365=51100文字。本が出せます。
大切なのははじめの一歩を踏み出すこと
もしも「小説を書くこと」があなたのワクワクする事ならぜひ最初の1行を書き出してみてください。
その一歩がまた次の一歩へとつながります。
下手でもいいんです。誰にも見せないんですから。
やってみたい事はやってみましょう。
さあ、何かを書き出そう。いい文章なんて必要ない。意味すらわからなくったっていいのだ。この世界から飛び出すためのクリエイティビティには、心理的メリットがある。それを経験できるかどうかは、あなた次第なのだ。
あなたがワクワクしながら「執筆」できますよう(^^♪
【参考記事】
作家じゃなくても、小説を書こう。フィクション執筆の心理的メリット