ボクが今やっているお仕事はイベント系なので、もうモロにお客さんを楽しませるためのお仕事なわけで、
お客さんが声を上げて楽しんだり、ワクワクニヤニヤしている姿を見るとやってるこちらも嬉しくなります。
そんな仕事をしている中でたまに見かけるのが笑顔をかみ殺している人。
楽しまないと自分で決めてる人ならいいんです。
ただ本人は楽しみたい、楽しそうで笑顔になりそうなのに、「いやダメだ」とグッと感情を抑えてるような、そんな感じ。
そんな人を見るととても悲しくなります。
普段から感情を抑えてるからクセになってるのか、自分は楽しんではいけないと思っているのか。
それは分かりませんが、ボクも似たような経験があるからわかります。
でも自由にワクワク出来ないのって悲しくないですか?
ボクの場合はフリーターである事の焦りから。
今でもそうですが、ボクは現在フリーターの身。
そんなボクの頭の中では常に、
働かなきゃ。
金になる事をしなきゃ。
なにか価値のある事をしなきゃ。
休みの日に遊んでるなんてもってのほか。
だったら、仕事、就職につながる何かをしろ。
そんな思いがグルグルしています。
ついには大好きだった小説も読めなくなってしまいました。
映画なんて2時間も拘束されるからとても無理。見ても、それで何か生活が変わるでもなし。時間とお金のムダだと。
心の底では「遊びたい、楽しみたい」と思ってるんです。
でも「そんなのダメだ」と自分で自分にフタをする、そんな感じ。
せっかく楽しい場に居合わせることがあったとしても「楽しんじゃダメだろ、お前が」という考えが頭をよぎります。
最近では少しマシになって映画とか観に行ったりするようになりましたが、それでもこの思いはなかなか簡単には消えません。
たまの息抜きぐらい許してよと思うんですけど、邪魔するんですよね心の声が。
これがマジでつらい。
あなたが楽しむ事を許さなかった何か
ボクの場合は今現在フリーターであるという『自分の状況』ですが、
『楽しんじゃいけない』と思ってる人って、
何かきっかけがあったと思うんですよね。
あなたが『楽しむことを許してくれなかった何か』が。
それは人によっては『関わってきた人』なのかもしれないし、
『自分の心や体の状態』なのかもしれないし、
『今までの積み重ねてきた結果』なのかもしれない。
でもよくよく考えてみれば『楽しんじゃいけない』なんて決まりは本来この世界にないんですよね。
他人の事になるとよくわかるんですけど、それって多分自分の思い込みだったり誰かが勝手に押し付けてきたルールな気がするんです。
「○○だからお前は楽しむな、楽しんじゃいけない」って。
多分周りの意見とか声をちゃんと聞いてしまう素直なアナタだからこそ、
「わがまま」になれなくて苦しくなっちゃうんじゃないかなと思います。
心行くまで楽しんでほしい。
自分の事を棚に上げていうけど、もしそういう人がいたら楽しんでほしいな。
ボクらを楽しませてくれるものでこの世界はあふれてると思うんです。
もし自分が楽しんでるところに余計な事言って邪魔してくる人がいたら、この人のように一言こう言ってやりましょ。
「うるせぇ」と。[blogcard url=”http://www.news-postseven.com/archives/20150110_297509.html”]
「細かいことをいちいち気にしてもしょうがないんです。議員時代、小泉さん(純一郎元首相)に『ストレスは次のストレスが解決してくれる』と言われましたが、その通りだと思うんです。ストレスがない仕事なんてない。上司から叱られるたびに、自分がダメだから、と落ち込んでたらもちませんよ。『うるせぇ』と開き直るぐらいがちょうどいいんです! そのほうが前向きに生きられると思いませんか?」
以前、『しくじり先生』で杉村太蔵さんが言ってた座右の銘が「うるせぇ」
「うるせぇ」って(笑)
当選後の「失言」で武部自民党幹事長に怒鳴られたときでさえも「うるせぇ」と思っていたんだとか。
でも素敵だなと思います。
世の中の大半は「うるせえ」の一言で解決可能らしいですよ(笑)
とりあえず心の中で言ってみるとなんだか心が強くなる気がします。