俳優として舞台に立ってみたい。
歌手として人前で歌ってみたい。
何かパフォーマンスをしたい。
大勢の前で講演をしてみたい。
そんな風にやりたいことがあるのに、
もしアナタが「あがり症」や「人見知り」とか「人前に出ることが苦手」な事を理由に
「自分には向いてない」と夢をかみ殺してるとしたら、すごくもったいないし悲しいなと思います。
なぜならボクがそうだから。
「やりたいことがある」くせに、その気持ちに蓋をして苦しんで、
「やりたいことをやれてる」人達をうらやむだけの毎日。
ある日ふと「もしこれが一生続いたら…」と想像したら泣きたくなりました。
そんな人生悲しすぎる。
「このままじゃ自分の人生後悔しか残らない」
そう思って自分の心のままに「やりたいことをやってみる」事に決めました。
でも、いきなりやるのはやっぱり怖い。
だから今までのチャレンジの仕方をちょっと変えてみました。
はたから見たら前進してるようには見えないかもしれない。
けど自分の中では少しずつだけど着実に進んでる気がします。
もしアナタが心の底からやりたい思ってることがあるなら、
怖がらずにチャレンジしてみることをお勧めします。
安心して失敗できる環境をつくる。
どうしてもチャレンジしたら、失敗ってのがついてまわる。
これはホントしょうがないことだと思うんです。
上手くなっていくために失敗してそこから学ぶっていうのは必要なプロセス。
でも出来れば失敗はしたくないじゃないですか。
だって失敗したら恥ずかしいし、凹むし、
特に人見知りだったり、あがり症の人なんてめっちゃ心にダメージをおっちゃう。
ハイ、ボクの事です(´;ω;`)
どうしてもチャレンジしたら失敗から逃れられない。
なら失敗しても傷つかないようにすればいいんじゃないかと考えて試してみたのが、
この3つのアプローチでした。
- 小さく小さく小さーく始める。
- 誰にも言わずこっそり始める。
- 安心して失敗出来る場所を探す。
1.小さく小さく小さーく始める
まずは小さく小さく小さーくチャレンジしてみました。
「え?これくらい余裕でしょ?」って思うくらいにハードルを低く。
それぐらい小さく始めると、成功してもリターンは少ないけど仮に失敗しても全然ダメージがないんですよ。
でも挑戦したっていう結果はちゃんと残る。
今まで挑戦することすら見送ってきたボクからしたらこれは大きな進歩でした。
一回一回のハードルは低くてもそれが積み重なっていくと、
挑戦することが当たり前の状態になって、それが少しずつ自信につながったような気がします。
2.誰にも言わずこっそり始める。
「やりたいことや目標」は公言した方がいいとよく言われます。
でもそれはある程度精神的にタフな人、もしくはタフになった状態の時にのみ通用するルールだとボクは思ってます。
というのもボクのような人が、まだ何も始まってない状態で目標を口にしたら、
よっぽど周りの人に恵まれてない場合、茶化されるか、止められるのがオチ。
むかし実際に「お前が?(笑)」と言われたことがあります(笑)
そんな事言われた日にゃ、ほんのわずか残ってた「ちっぽけな勇気」がごっそり持ってかれます。
だから誰にも言わずにこっそり始めました。
3.安心して失敗できる場所に探す。
成長していく過程で、誰かに教えてもらったり見てもらうっていうのも必要になってくると思います。
そんな時も同じように失敗してもダメージが少ない安全な場所に行くことをオススメ。
レベルが高いところに行くことで、自分を引き上げてもらうということもアリだけど、
そこで自分が折れてしまっては元も子もないんですよ。
だから失敗しても怒られない、笑われない、そんな場所を探してそこに飛び込みました。
「自分にゲキ甘じゃない?」と思われるかもしれないけどいいんです。
だって、
「どの川に棲んだか」じゃなくて「棲んだ川でどう泳いだか」
漫画『暗殺教室』より
が大切ですから。
自分が納得いくまでトコトンやりこむ。
失敗しても傷つかないように安心安全な道を選んできましたが、
自主練など自分と向き合う時だけは「やるだけやった」と思えるほど妥協せずトコトンやりこんでみました。
すると人間って不思議なもんで、どんなにあがり症でも人見知りだったりしても、自分が納得いくまでトコトンやりこんだものって人に見せたくなるんですよね。
今はネットとかあるし、発表の場、方法はたくさんある。
その中から自分にあったスタイルを選べばいいと思います。
自分でもできる方法を模索してみる。
ダメな自分だから「やりたいこと」を諦めるんじゃなくて、
ダメな自分を受け入れた上で「やりたいこと」を実現出来る方法を探していく方がいい気がします。
たとえば、
自分は「人見知り」だから無理だ、できない。と思うんじゃなくて、
自分は「人見知り」だ。でもこんな自分でも出来る方法はあるんじゃないか?
とか。
今はそれを実現する方法がいっぱいあるから、探さずに諦めるのはもったいない。
どんなに小さかったり、たとえ自己満足だとしても「やりたいこと」をやるのは楽しいですよ。