声には3種類ある。
周りの人に意見を聞かない方がいいかもしれません。
不安な気持ちから周りの意見を聞きたくなると思うけど、
そんなことをすると周りの人は「変わろうとするあなた」を元の位置に引っ張り戻そうとします。
あなたに聞こえてくる声には全部で3種類あります。
- みんなの声
- 相手の声
- 自分の声
この中で一番大事にしなきゃいけないのは、もちろん自分の声。
でも自分って一番近いのに実は一番聞けてない声だったりします。
いつもみんなの声を大事にしてると、
自分を犠牲にしてしまって、
もし失敗した時は後悔してしまいます。
お前がこう言ったからやったのにダメだったじゃないかと。
自分の声を大事にするとラクになる。
でも自分の声を大事にすると、
やることに対して責任は出てくるけど、
心はすごく楽になります。
「みんなの声」を聴くことの何がつらいかって、
自分の中では答えが出てるのに、
それを抑えこまなきゃいけないことです。
もう答えは出てるのに、でもそれだけじゃ不安だから、
安心できる材料をいっぱい集めようと思って、
「みんなの声」を聴いていると、気づけば身動きが取れなくなっている。
だから迷っている時ほど自分の声を聴くことを心がけた方がいいんですよね。
でも意見は多い方がいいんじゃないか?という気持ちはわかります。
だから聞いていいのは本当に信頼している2人まで。
それ以上は多すぎます。
あと自分の声に自信を持てないのは自分の声を聴くことに慣れてないからだと思うんですよ。
だから練習しましょう、普段から自分の声を聴くように。
自分の声を聴く練習をしよう。
オススメなのはこの3つのやり方。
- 自分の声を録音する
思ったことを話してスマホやボイスレコーダーに録音してみるといいかもしれません。
録音した音声を聞くことで客観的に自分の声を聴くことができます。
ちょっと恥ずかしいですけどね(笑)自分の声を聴くのは。
- 頭の中で会話する
頭の中でいろいろ考えることは誰でも経験があると思います。
まったく慣れてない人はこれで構いません。
今自分はどう思ってるのか、そこに意識をいつもより向けてみるといいですね!
- 紙、ノートに書く
ボクはもっぱらこれです。
スボンの尻ポケットに入るサイズのノートをいつも携帯してて、
何か思いついたり、感じたりするとメモを取ります。
いつだったか、酔った時に書いたノートに「俺はイケメンじゃない!」と殴り書きされてました(笑)
書くことはそれだけで不安を解消する効果もあるので、
紙に書くのはおすすめです。
【出典】
『パラレルキャリア 新しい働き方を考えるヒント100』ナカムラクニオ著(晶文社)