初めての青春18きっぷの旅4日目。非日常の旅からグラデーションのように日常へ。

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日は旅の最終日。

出発地の京都から我がホームタウン大宮まではかなり距離があるので、この日はほとんど移動で一日が終わりました。

でもその移動すら豊かな時間に感じられるのが青春18きっぷの魅力。

窓の外を流れる景色、周りの人が話す言葉、電車の駅看板などが少しずつ変化していくのを見るのは結構楽しいんですよ。

鈍行列車にゆられながらダラダラと楽しむ時間は、普段できない贅沢な時間の使い方な気がします。

初めての青春18きっぷの旅の全肯定はこちら。

目次

旅のお供をもとめて。

やはり旅のお供と言ったら本。

スマホでゲームしたり動画を見たりするのもいいけど、せっかくまとまった時間がとれるなら物語の世界にどっぷりつかりたい。

ということで京都駅の本屋で帰りの車内で読む本をしっかりと吟味。

三省堂書店京都駅店

そして本のお供には京都のビールとおやつに生八つ橋を。白砂糖断ちをしている最中だったんですが、旅の最中だけは例外という事で。

ホップの香りたつ濃厚な味わい。
モチモチして美味しい!

外を流れる景色を見ながら、ビールを飲みつつ読書。こんな幸せな時間があるだろうか!

帰りの旅のお供はこの2冊。

居酒屋のぶ/蝉川夏哉

異世界版『孤独のグルメ』といった感じで異世界につながってしまった居酒屋のぶと、そこを訪れる異世界の住人との心温まるエピソードと美味しい料理を堪能する飯テロ小説。

僕らからしたらありふれた料理も異世界の住人が食べているのを見るとどれもごちそうに見えてくるから不思議。

まるで自分も『居酒屋のぶ』のお客さんになったような気分で楽しめて、一話完結なので読みやすくておススメです。ただ読むとお腹が空いてお酒を飲みたくなるので注意。

僕は物語の中で皆が美味そうに飲む『トリアエズナマ』がどうしても飲みたくて途中、熱海駅で下車して生ビールを買いに行きました(笑)

ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎

映画化しているほどの有名作だけど、その分厚さから断念していた本。

これはやばいっすよ。めちゃめちゃ面白い。

4部構成なんだけど、1~3部で物語のかけらを散りばめておいて、メインの4部から「よーいドン!」で物語がスタート。そこからはラストまで息もつかせず駆け抜けていく!月並みな表現になるけど終始ドキドキハラハラしっぱなしでした。

600ページ超を3時間で読破!

ちょっとレベルアップした自分に満足。

まったく未知の世界だった行きの電車。

それに比べて、帰りは一度通った道だから勝手が分かっているので、より余裕をもって電車の移動が楽しめるように。

窓から見える景色を考えて良い席を確保したり、電車の乗り換えのわずかな時間を狙って買いものしたり、この冒険を通してちょっとだけレベルアップした自分にちょっと嬉しくなりました。

だけど、ちょろちょろ寄り道をしたせいか、写真を撮りたかったスポットを通過する頃には外は真っ暗。あ、時間までは考えていなかった。

まだまだ修行が足りないみたいです笑

グラデーションのように日常へ。

車内の他のお客さんの話す言葉がだんだんと標準語になってきて、電車から見える景色もだんだんと自分の知ってる風景になってくると「ああ、もう旅が終わるなあ」という気持ちに。

旅という非日常の世界からゆっくりといつもの日常へ。

このグラデーションのように変わっていく時間に明日からの仕事に向けてスイッチを切り替えていくというのはなんか新しい感覚。

関連画像

大宮駅に着いたのは21時過ぎ。

翌日朝早くから仕事なので、気持ち早めに帰ってきたんですが、家で普通に晩ご飯を食べていると、まるでこの4日間の旅がウソだったかのような気分になってきました。

でも青春18きっぷを見ると、確かに4回分のスタンプが捺されていて、この4日間でたくさん撮った写真で旅を振り返りながら、次の冬の青春18きっぷでまた旅する事を心に誓うのでした。

4日目の移動距離

4日目 京都~大宮

  • 総移動距離約550km
  • 本来かかる運賃8750円→6380円お得!

3泊4日の青春18きっぷの鉄道旅行、これにて終了!

あれ?でもちょっと待って?たしか青春18きっぷって5回分あったよね?あと1回分どうしよう。

次の旅はこちら。

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