誰かに見せないつもりで書く

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東京の参宮橋に手帳類図書室という面白い場所があるんです。

誰かに見せるつもりで書いてないプライベートな日記や手帳をオーナーが買い取って匿名で公開しているという図書室。

もちろん書き手は自分以外の人に読まれるつもりで書いていないので、読みやすさに配慮されておらず読みにくいこともあるんですけど。

ただ、これが死ぬほど面白い。

人の人生を覗き見ているような、そんな面白さがあるんです。
読みやすくは書かれていないけど、書き手の息遣い、思いが文章から文字から伝わってくる。

他人の日記1冊読み終わった後は、その人と一年生活をともにしたような気分になるリアル感。

これがたまらなくて、東京に行く時はできる限り行ってみることにしています。

誰かに見せるために書いたわけでもないのに、それを本人以外が読んだら面白い。

これは一体どういうことなのだろう。

色々と要因はあるんだろうけど、ひとつに書いてる本人が楽しく書いてると思うんですよね。

良い文章を書こうともせず、誰かからいいねももらおうとせず、思いのまま楽しく書いている。

そんな気がします。

今って何かを発信する時、誰かに見せる前提で発信をしていると思います。もちろん、僕もそうなわけで。

でも、誰かのために書くだけじゃなくて、自分のために書くことも大事なのではないかと。

コントロールできない他人からのウケを気にする前に自分からのウケを大切にしてなければならないと思う今日この頃です。

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