大変さって他人が決めるもんじゃない。だから辛かったら「辛い」って言っていい。

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落ち込んだりする時、よく言われたのが「もっと大変な人だっているんだから」って言葉。

そう言われてすぐに「そうだ!あの人の大変さに比べたら自分なんて全然恵まれてる!よし!」とは全然ならなくて。

むしろ、この励ましって違うんじゃないかと僕は思うんですが、みんなはどうなんでしょう。

 

だって、自分より下の人を見て出した元気なんて自分より上の人を見たら簡単に消えちゃいそうだし、なんなら他の人の悩みと自分の悩みなんて関係性なくない?

 

膝擦りむいて血を流してる人に、事故で大けがした人見せて「あの人よりマシなんだから大丈夫」って言ってもビックリはするけど「いや、でも膝から血出てるし痛いし」

赤の他人の大変さを引き合いに出して大丈夫って言い聞かせるよりも、まず目の前の怪我している人の手当てせいや!って思うんですよ。

なんと言おうと痛いものは痛い。

あとは、その人自身のキャパの問題ってあると思うんですよ。

もしかしたら、その引き合いに出された人も傍から見たら大変かもしれないけど、本人は意外と大変と思ってないかもしれないじゃない。

 

例えば500mⅼ入るジョッキ(A)と、700mⅼ入るジョッキ(B)があるとします。

その両方に600mⅼのビールを注いだら、Aの方はもういっぱいいっぱいで溢れ出してしまう。

だけど、同じ量注いでもBの方にはまだゆとりがある。

こんな風に同じものでもその器の大きさによって感じ方・とらえ方って全然違うと思うんです。

500mlしか入らないジョッキに「あいつは700mⅼも入るんだからお前も大丈夫!」と言って、注ぎ続けてもビールが無駄になるだけです。ああ、もったいない。

だから、そもそも比べるのがナンセンス。

「余裕でビールを飲み干す男性。ゴクゴクぷはー! おかわり余裕でビールを飲み干す男性。ゴクゴクぷはー! おかわり」[モデル:OZPA]のフリー写真素材を拡大

ビールは零れる前に飲む!

あ、でもここで「こんな小さいことで悩んで自分はなんて小さい器なんだ」ってクヨクヨする必要は全然ないし。

その時の心の状態で器の大きさって変わったりすると思うし。

 

何が言いたいかというと、

自分の大変さとあの人の大変さはまったく関係ないから遠慮なく「つらい、しんどい」って言っていいってこと。

せっかく勇気だして弱音吐いたのに「あの人よりマシなんだから、あんたも大丈夫」って言われると何も言えなくなるんだよね。

「ああ、そっか。こんなことで悩んでちゃいけないんだ」って。

 

でもメンタルヘルスの観点から言うと「感じちゃいけない感情はない」んだそうです。

これ、すごい心が軽くなる言葉じゃないですか?

[blogcard url=”https://note.mu/usksuzuki/n/nbaffb02a317f”]

こちらのnoteは是非読んでほしい!対処法とか書いてます。要点だけかいつまむと、

① 浮かんできた感情をまず認める
② 溜め込まず、なるべく早期に「吐き出す」
③ 「浮かんだ感情」と「直後の行動」を分ける

ということだそう。

 

周りの人からどう言われようと、今自分が感じてる感情は間違ってない、正しい。

だから、周りと比べてとか関係なく「今、俺(私)はしんどいし、苦しい。」と言っていいんです。

 

だから、もしあなたが「こんな事でクヨクヨしてる自分が情けない」とか思ったりしたら、「こんな事じゃなくて今の自分にとっては大変なことなんだ」と思っていいし、

逆に相談された人は「え?こんなことで?」と思ってもグッとこらえて「それは大変だね」ってまず聞いてほしいなと思います。

まず、それだけで救われるから。

 

もしかしたら、その人はその悩みを過大評価している場合もあるのかもしれない。

でも、もしそうだとしてもそれを指摘してあげるのはもう少し後にしてほしいな、と。

僕はそうしてほしいし、そうありたいと思います。

 

そして、その後に感情と分けて、具体的な対策、解決策を考えられるようになったらいいよね。

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