余計なものはいらない。ライム至上主義という美学を貫く姿はこんなにも美しくて格好いい。

フリースタイルダンジョンも2代目にかわって約2ヶ月、早くもREC3に突入。

はじめは初代モンスターの卒業によるロスを心配していたけど、たった1人のラッパーによってその穴は完全に埋められた感がある。

そのラッパーとは、もちろんFORKさん。

バトルが放送されれば、Twitterで『FORK』というワードがトレンド入り。

ここまでの放送分のバトルでは呂布カルマ、輪入道と並んで、全戦全勝とものすごい存在感を見せつけているレジェンドラッパー。

新体制になってから3回の収録のうち、2回観覧させてもらっているのだけど、もう男の自分でも惚れ惚れするくらいかっこいい。

いや、かっこよさを超えて美しさすら感じるそのフリースタイル。

 

たった一つの信念のために洗練されたものというのは、ここまで美しいのか。

 

生で観た時の感動はテレビで見ても色あせず。

出典:NewsWalker

以前、ミュージカル俳優を目指していた時にお世話になっていた先生に、

「自分という人間の能力や要素を五角形のグラフで考えてどういう形にしたいのか?を考えることが大事」と言われたことがある。

他は並みだけど、ただ一点だけものすごく尖っている五角形か、すべてのパラメータが平均以上のバランスのとれた大きい五角形か。

どちらもトップを目指すうえでの一つの在り方なんだと。

 

この考え方でいえば、初代のストッパーだったR-指定はもう見事な五角形。

またバトル見たいなぁ。

それに対してFORKさんは五角形でも少しいびつな、ライムのパラメータが尖りまくっている五角形。

ただライムの部分はもう五角形の枠を突き破ってるんじゃないかと思うくらい尖っているんじゃないかと。

多分こんなん。

形作る五角形の面積はもしかしたらR-指定の方が大きいのかもしれないけど、それとは別次元のところにあるFORKさんのフリースタイル。

ちなみに気になって過去のバトルも見たら、ライム以外のパラメータも並どころか、とんでもないレベルのFORKさん。

FORKさんのバトルを見てると、ひらめきメモのこのつぶやきを思い出した。

『ライム至上主義』というシンプルな目的のため、『削ぎ落として洗練させていった』からあんなにかっこよく、美しいんだろうか。

足し算は終わってる。あとは引き算。引き算の美学。

例えば、西洋建築では足し算(つまりどんどん華美を求める)が、日本の和室や数寄屋造りでは、余計なものは極力省き、本質である一点に集中する。

生け花の世界でも「一つのものを愛でるのに余計なものはいらない。

むしろ、その「余白」の部分があることで、一点の美を強調することができる。」と言われます。

出典:サーフィンとビジネスの追求

余白、一点の美。FORKさんが魅せるフリースタイルはまさしくそんな気がします。

オールラウンダーのR-指定とはまたちがったカタチの無双感というか鉄壁っぷり。これからもやっぱり火曜の夜は眠れません。

 

そして、ここからは余談ですが、そんなFORKさんと並んでチャレンジャーの進撃を阻止する呂布さんの考え方にもまた違ったかっこよさが。

それはREC2のFORKvsSURRY戦のあとのコメント。

「(FORKさんの試合を見ると)韻を踏むのが恥ずかしくなるくらい。それで韻踏むのをやめた」とコメントした呂布カルマ。

今から同じ山を登ったんでは勝てない。だから自分が勝てる山を探して、その山の頂上でさらに相手より上に上り詰める。

やっぱり呂布さんは頭がいいというか、これもまたトップを目指すためのひとつの在り方としてものすごいかっこいい。

その結果、独自のスタイルで教祖様と揶揄されるほどに熱狂的なファンを獲得していってるからすごい。

 

キレイな五角形を目指すか、一点だけものすごく尖った五角形を目指すか、それとも五角形ではない新たな形をつくるのか。

どの道も大変な道だけど、ナニモノにも媚びずに己を磨き自分の美学を貫く姿はかっこいい。

そしてカタチは違えど自分もそうあれたらなと思う。

   

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ABOUTこの記事をかいた人

よざっち

神奈川生まれ、沖縄育ちの28歳。 中学・高校時代は卓球部で汗を流し、大学時代は演劇サークルでミュージカルに熱中していました。 それがきっかけで大学を卒業後、役者を目指して上京。 今はイベントスタッフと書店員の仕事で生計を立てながら、役者を目指しています。 演劇以外にトラベラーズノートやほぼ日手帳などの手帳も大好きです。