上機嫌でいることは大人のマナー。上機嫌力を磨こう。

人間の最大の罪は不機嫌である。

 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

学生時代に嫌いだったのがオジサン達の眉間にシワを寄せた不機嫌そうな顔。

 

(なんで毎回あんなにムスッとしているんだろう。こわいよ…)

 

見てるこっちまで嫌な気分にさせられそうなあの感じ。僕にはなんでいつもしかめっ面をしてるのかが分かりませんでした。

僕はそんなオジサン達を見るたびに「絶対にあんな大人にはならんぞ」と毎回心に誓っていました。

けど30も手前にして自分ももう言い逃れできないオジサンの域に入ってから思うのが、

 

『常に上機嫌でいること』

 

これがなかなか難しい。

気づけば眉間にシワが寄ったり、不機嫌な顔になっている自分がいて慌てて「いけない!いけない!」と直して笑顔になるように心がけます。

子どもの頃あんなになりたくなかった不機嫌なオジサン。

でもそんなオジサンに知らず知らずのうちに近づいてることに「あんなに嫌だったのに何でかなあ」と考えていたら、答えは案外あっさり見つかりました。

 

それは別視点ガイドの松澤さんのつぶやき。

優しさは余剰体力。

確かに思い返してみると、仕事で疲れ果ててる時ほど心に余裕がなくて、ちょっとした事でイラっとしてしまうかも。

人は歳をとるにつれて体が衰えていくから、それに合わせて自然と不機嫌になりやすくなってしまうのかもしれません。

ただ加齢による衰え、これはもう仕方がないこと。

でもだからといって体が衰えるままに任せて不機嫌でいればいいかと言うとそういうわけにはいかない。

 

ほっといたら不機嫌に流れていってしまうからこそ、大人は自ら上機嫌になる力『上機嫌力』が必要なんじゃないかなと思います。

子どものうちは感情のまま不機嫌でいても許されるけど、大人になるとそうはいかない。

すぐには出来なくてもいいから、上機嫌であろうとする『努力』を。

上機嫌でいるのは大人としてのマナーかもしれません。

 

立場や歳が上の人ほど上機嫌力は必要だと思う。

毎日スタッフに罵声を浴びせる店長

昔、バイトで働いてたとあるカフェの店長さんが常に不機嫌で口の悪い人でした。

ちょっとでも失敗したらバックヤードで罵声の嵐。

店長
おい、てめえ!ふざけんじゃねえよ!
新人さん
ごめんなさい💦ごめんなさい💦

女性なのにまるでヤクザのようにまくしたてる店長さんにキャリアの長いベテランさんを除いてはいつもビクビクして働いてました。

恥ずかしながら僕もその一人(笑)

そして萎縮してしまってミスをしてしまう新人を見ては「使える人材がウチにはいない…」とよくボヤいていました。

画像はイメージですよ。

ただね周りから見ると明らかにそこまで怒ることではないんですよ。

でも雇われてる側としては偉い人には逆らえません。だから僕にはその優位をいいことに自分の感情をぶつけているようにしか見えませんでした。

もし店にとって必要な事が

『早く仕事を覚えて一人前になってもらい、ちゃんと働いてもらうこと』

なら、ムダに萎縮させることに何の意味があるんだろう。

バイトに媚を売れと言ってるわけじゃないんです。

この時、力のある人ほど上機嫌でいなきゃいけないんじゃない?と思いました。

 

家の空気も親の機嫌次第

たとえば、これが親子の関係だとしても同じことだと思うんです。

ウチの父親がそうでした。

僕らが楽しい気分でワイワイしてるところに、不機嫌な父親がやってきて「うるさい!」と怒って去っていくんです。

うちの親もうちょっとカッコイイけどね(笑)

一緒にやろうと誘いかけても「ムスッ」として乗らなかったくせに、「じゃあ…」とこちらが楽しんでいたらコレです。

今まで楽しかった気分もどっかに飛んで行っちゃいます。

これで年の離れた妹と父親がよくケンカをしていました。

子供なんて小さい頃はそれこそ親に見捨てられたら生きていけないんだから親に従うしかない。

でもさ、それって本当に怒る必要のあることだったの?子どもながらにそう思ってしまう事が多々ありました。

 

子どもの頃のぼく
(なにもわるいことしてないのになんでおこられたんだろう…)

 

もちろんめちゃくちゃ親には感謝してますが、全国の親に問いたい。

意外と自分の思い通りになってないから怒って従わせてるだけの時ってないですか?

子供を甘やかせって言ってるわけじゃないんです。

『怒る』と『叱る』の違い。

ただ不機嫌はこの2つの違いも見えなくさせてしまうから質が悪い。

自分を喜ばせる事が上機嫌への近道じゃないかな。

僕が思うに上機嫌な大人へのアプローチは、

  1. 楽しみなどを用意して気分を上げる。
  2. 不機嫌になりにくい体・心をつくる。

この2つだと思うんです。

気分を上げるか、下がらないようにするか。

例えば『体力をつける』は不機嫌になりにくい体をつくることだし、『先に何か楽しみを用意しておく』は気分は上げることにつながります。

どちらか出来ればいいけど、両方目指せたら尚いいですよね。

僕はとりあえずまず健康にならなきゃと思い、最近筋トレと白砂糖断ちを始めました。

体が変わってくると心も変わってくるもので健康な体っていうのはやっぱり何よりも大事なものなんだなあと感じます。

 

ちなみに僕が以前働いてた会社の社長さんは嫌な事があったら『良い事だけを考える』と言って、

「ハーレム!ハーレム!ハーレム!」

と呪文のように唱えていました(笑)

こんな経験してみたい。。

他人のご機嫌をとるのも大事かもしれないけど、それ以上に自分のご機嫌をとるのも大事だと思います。

何より大切な自分だから、こまめに自分自身を喜ばせてあげましょうよ。

1日1回、もしくは1週間でもいいから自分が好きな事を予定にいれてニヤニヤしちゃいましょ。

いい年したオッサンだろうが関係ない。

自分を喜ばせるのに恥ずかしさや罪悪感なんか感じないで楽しんじゃいましょう。

どうせならこんなオジサンになりたいよね。

もしも恥ずかしいなら家族に隠れてコッソリと一人で楽しむのも手かもしれません。

気付かれないようこっそり。

映画でも見に行こうか?

いつもよりちょっと高級なビールを買って帰る?

気になってたお店に足を踏み入れてみる?

ワクワクすることを怖がらないで、めんどくさがらないでご機嫌をとっちゃいましょ。

と言われても何も思い浮かばない人はとりあえず大声で

「ハーレム!ハーレム!ハーレム!」

と唱えときましょうか(笑)

 

参考:上機嫌の作法/斎藤孝 (角川oneテーマ21)

   

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ABOUTこの記事をかいた人

よざっち

神奈川生まれ、沖縄育ちの28歳。 中学・高校時代は卓球部で汗を流し、大学時代は演劇サークルでミュージカルに熱中していました。 それがきっかけで大学を卒業後、役者を目指して上京。 今はイベントスタッフと書店員の仕事で生計を立てながら、役者を目指しています。 演劇以外にトラベラーズノートやほぼ日手帳などの手帳も大好きです。